今求められるリーダー像。 | Work , Journey & Beautiful

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オルタナティブな学びを探求する

 組織の中で誰がリーダーたるかは組織によって異なるだろう。
組織という言葉が何を指すかもケースバイケースだろう。

ただ、

一つだけ言えることは



会社にせよ、

部署にせよ、

チームにせよ、

人が集まるところにはある程度の力関係が発生する。


今、自分が何かしらの組織に属しており、
何らかの働きかけをすべき立場、
つまりその力があるのであれば、
須らくリーダーシップを発揮すべきであり、
発揮しうることをまずは念頭におきたい。






■管理主体から変革主体へのシフト、そして自律型へ。


これまで

組織のリーダー(組織に対して働きかけ、牽引すべき人材)の役割は

大きく異なってきた。


従来は管理主体、
今の風潮は変革主体、
そして自律性へとシフトしている。(ように思える)




例えばビジョンという側面から考えてみよう。



高度経済成長期。

日本人は
ゆるやかだけれど確かな
「一つのベクトル」の中にいた。
つまり
「日本を世界に認められる国にする」
というベクトルである。
価値観は極めて均一的だった。
「欧米みたいな暮らしがしたい」と多くの人が思っていた。
そのためにもあくせく働くことは当然かつ妥当な手段だった。


組織からすると、

顧客の価値観と従業員の価値観が一定なのだから、

非常に目標が示しやすい。

この場合リーダーには、

ビジョンを示すことよりは

ビジョンをいかに下位組織やメンバーの思想や行動に浸透させるか、

が求められていた。

勿論当時もビジョンは求められていたが、

環境要因が極めてビジョン設定しやすいものだったと言える。




しかしバブル崩壊によるリセッションと、

(なによりも)経済大国への成長が、

日本に失望感と共通ベクトルの喪失をもたらした。

今、日本がどのような国になればいいかと問われても、

答えられないか、
もしくは答えられても様々な答えが出され
そこに共通的なベクトルを探ることはできないだろう。

同様に、個人としてどのような人生を送れば幸せなのか、と問われてもきっと同様だ。

多様化の時代、
大衆は大衆にしてマイノリティ化していった。


大衆的な嗜好品(例えばCDやファッション雑誌)はセールスを落とし、

これまでマイナだった様々な趣味(例えば和文化など)が復古していった。

世の中に「あなただけの」「あなたのための」とうたうキャッチコピーがあふれ、

ナンバーワンよりオンリーワンだという時代へとシフトした。

時代価値観の変動とリセッションにより組織はビジョンを見失う。



しかしビジョンのない組織は脆く弱い。



人は強く明確なメッセージをもつビジョンを示し、

組織を牽引することが出来るリーダーを求め始める。

(自分ではどこかは解らないけれど)
今よりもよりよい未来へと

組織を連れていってもらえる、

そんな変革リーダーが求められるようになった。