土曜は呉服屋さんに行ってきました。

新規購入ではなく、自分の持ってるものをメンテナンスに出しに。



おばあちゃんが母に見立てて作った着物、母はもう着物は着ないというので、私の寸法に直して着ています。

(母の実家では、呉服屋さんが反物もってうちに着て、おばあちゃんがあんたはコレ、あんたはコレ、と沢山居る姉妹にぽんぽん決めてったそうです。どういう基準で柄とか選んでったんやろ…。おばあちゃんが生きてたら聞きたかったな)

まだ直しきれずに箪笥に寝かせてあるのが幾つもあるので、それもいつか着たいなぁと思いつつ…

自分のお手入れ出来る範囲を超えてるので、も少し寝ててもらう。



今日直しに出した空色のグラデ地に白い小花の紬の袷は、くたびれてきてはいるんだけど、気に入ってるので、しつこく!着てます。

八掛がぼろぼろだったので、交換。

八掛はそんなしないけど、交換代が結構するんだね!!!目

もう一着八掛交換があったので(他の洗い物やらなんやら合わせたら)最後に請求を見てぶっとびました;;;

予定金額の倍。ヒョ~~~エ~~~~;;;出費

着物は長くきれるけど、、、メンテナンス代がかかるにぇ。三味線と同じやね…



で、そのもう一着の八掛交換したのも紬。大島です。

こちらはいただいたもので、、、なーんと似たよーな柄ってあるもんですな、母からもらったのとクリソツ(古っ)です。

だから今この時期に直す必要があったのか?!叫びと支払いながら思ったYO.....

でも着て貰ったら、くれた人も、この着物も嬉しいもんね。

紺色の落ち着いた地なので、八掛は赤にしました。(朱系の落ち着いた赤ね)

どうやら自分は八掛は赤やピンク系が好きらしい。

歩いた時にぴらぴらめくれて見える八掛がそういう色っぽい色だと、アラ素敵ドキドキと、つい他の人のでも見てしまいます。



この大島「ものはいいですよ」と店員さんが言うので、どこでそれを判断するのか?と尋ねたら

「柄が細かい」(違ったかな?目っつーたかな?)んだそーです。

目の1個の十字っていうの??それが細かいほどいいとかなんとか…

これは比較対象がないといまいちピンと来ないけど…

(こっちは大きいでしょ、こっちは細かいでしょ、と見せてもらいたい。私には全部細かく見えるんですけどぉ…???)

でも一つ知りました。ほー、です。



紬は地味なのが多くて今まではあまり興味なかったし、着物はライブで着ることのが多いので避けて来た生地ですが、、、

最近ふと『かわいいだけのお嬢ちゃんみたいな着物はもういいか』と思ったこともあり、落ち着いた着物も着こなしていけたらいいなぁと思っています。

でも難しいね、帯とか、そっちに合うのまだ殆どないし



白地に淡い花のような柄の入った紬を非常に気に入ってまして、よく着てたのですが、とうとう裾がボロボロになりました。(単衣)

これはすでに寸法がたりなくて、胴のところで共生地ではいであったんですよ。

裾を折り上げ直したら2-3センチ詰まるとかで、更に、短くなるよ~~~

(なんとか細く折り返して!と頼んできたけど)

それでも気に入ってるから着たい、単衣を袷に変えたらもっともつかなぁ、でももうそこまでしなくてもいい着物かなぁ、、、と今でも悩んでたり。。。



名古屋帯を物色してて、玉子色に雪輪の素敵な帯を見つけたんですが、、、値段も手頃だったのに!
あまりに今日出費であきらめ~~~サゲサゲ

ん~~~ どうしようかなぁ~~~ あれあると色々使えて便利かなぁ~~~(便利かどうか、で考えちゃいますよね?)悩む。





今日は実は妹弟子と一緒に呉服屋さんに行ったのでして。

彼女はリサーチね。

来月「てんの会」(お浚い会)があるので、着物を購入しようと考えているようです。

成人式の振り袖は持ってるけど、振り袖で舞台にあがるのはさすがにもうちょっと、、、と言うので探し始めた。

でももう来週一杯で決めないと、お仕立てが間に合わない。

そーなんだよなぁ、着物ってすぐには着れないんだよねぇ…

日数みとかないと間に合わなくなるんだよなぁ(それで何度呉服屋さんにお願いして間に合わせてもらったことか)

安ければ安い方がいいということで、ほんとーーに片っ端から見たけど。

小紋で安いのは普段着には全然問題ないし上品なのはいくらでもあるけど、舞台で着るもの、映えるようなものとなると、これはまた別ものやね。

華やかさがもうちょっと欲しいよねぇ…となるとお値段は上がって来るし、実際あてて見ると、こっちよりあっちのほうがいいね、、、ってことになる。

反物と、お仕立て代+胴裏+八掛、で、、、いいお値段にはなっちゃうね…

それに帯、長襦袢、肌着、帯揚、帯〆、小物、草履…となると、他人のあたしでも『おぉ~~;;;物入りですな』と焦るよ~~;;;

なんとか出費を抑えて気持ちよく着たいですよね。

あとは着付けしてくれる所はどこか、とか美容院で頭やってもらうのにどこがいいか、とか色々話もし。

あぁ自分も最初のお浚い会では、分からないことだらけで、無いものだらけで、色々購入して聞きまくって、手配して、大変だったなぁってことが思い出されました。。。

今はもうなんちゅーか、いい意味でテキトー。

なんとかなるでしょ、くらいな。



自分着物はじめの時、「最初はピンクの着物にしなさい!」と色んな人から言われ『なんでおばちゃん達って口を開けばピンクにしろーピンクにしろーって言うんだぁあ~~!』と思ってましたが…

今日、自分もそうだった!!!

やっぱりかわいい色着たらいいじゃ~~~んラブラブと思って、これは?これは?とピンク系を選ってる自分が居たっにひひ

彼女はペールピンクが良く似合った。

照明で白く飛んじゃうからもうちょっと色味の出てるピンクがいいんだけどなぁと思ったけど、しっくりくるのは淡い色。

彼女の穏やかな性格のイメージもあるのかも。

落ち着いたグレーに紅型ちっくな柄がどーんて入ってるのも似合ってたけど。

それは仕立て上がりのものだったから…寸法合うんかな???手足の長い人なの

さて彼女は本番どのようなお召し物を着なさるのでしょーか~~



ちなみにこれは舞台で弾いてる写真、ペールグリーンの着物です。
照明がっつりあたってます。
 ↓
$朝の六つから日の暮るるまで

ちょっと画像いじってなんとか少しグリーンが出るようにしたけど、頂いた写真だと白地に白い帯に見えちゃって『病人かよ!』とびっくりした。

ほんとはもっと綺麗なグリーンなんだけどなぁ。