11日木曜は高知での志の輔師匠の独演会の出囃子に行ってまいりました。

羽田空港で皆で待ち合わせて一緒の飛行機乗って高知に着いたら、師匠一言「だるい~~~~!」

わー また体調わるわるなのかしらと思い事務所のSさんと話すも「師匠?元気元気!!」
どっちなんじゃい!笑


朝の六つから日の暮るるまで-楽屋


マイクテストも済んでおうどんも食べてさて開演、て時に事件は起きましたよ…
志の八さんが私の楽屋来て「(志の輔師匠が)六はまだ一人で舞台できないのかー…?と言ってます…」と困った様子でご伝言。

だ~~~~~~~ヽ((◎д◎ ))ゝ キターーーーーーー!!!!
今回の仕事の話が来た時にまさかねと思わなくもなかったんですが、本当になるとは。

一人目の前座さんを送り出して師匠の楽屋に行ったらば
「10分ね、巣鴨でやってるようにやればいいんだよ…えっまだ巣鴨でも一人でやってなかった?!そうかやってないのかー。
…寄席の三味線弾く女の人は三味線漫談だろ。そうじゃない、笑わせなくていいんだ、きれいな長唄を普通に弾いて聞かせてくれればいいんだよ」

…きれいかどうか自分の腕は置いといて。
ここでNOなんていう芸人いないよね…
勿論、やらせて下さい宜しくお願いします、と挨拶して………


自分の楽屋に戻って、さーどーしよー!!!!(@_@)ですよ。
一席目の間、とにかく話す内容と弾く曲を書き出して浚う。
あっという間に仲入り来ちゃうんだなーこれが。

「テツクロさんは板付で出ててそれが良かったと師匠言ってるから鉄六さんもそれで(^^)」とSさんに言われ、、、

板付で出ましたよ。
弾きながら幕あきましたよ。
お客さま一斉に拍手くれましたよ。

おぉお~~~ この拍手、なんて気持ちいいんだ~~~~
なんか今すっごい幸せを感じてる~~~~…

なんて最初だけざます。
あとは頭ん中がホワイトアウトしないようドキドキ超緊張しながらなんとか舞台を終えました。

最後の最後にしか三味線、置かないんだね…

三味線置いてお辞儀したらマイクに頭がドゴッてぶつかってすごい音しちゃって、恥ずかしかった。

だって普段こんなとこにこんな高さのマイクなんて置いてやんないもーん…距離感が分かってなかった。

ほんでもとにかくあったかいお客様に送られてそでへ。
ほんですぐ中の舞を弾く。

楽屋に戻るとSさんがねぎらってくれました。
オイオイ 涙

終演後、志の輔師匠からよかったよ、と言っていただけましたが…実際はスカ撥多かったし、けしてきれいな長唄ではなかったのです…しゅん。

しかし500人のお客様相手に一人で舞台を勤めた自分に全く驚きです……

うちのおっしょさんには事後報告。
内容を伝えたら、喜んでくれながらもお前よくやるなあ…と呆れ?;;ははは

ま、そんなこんなで人生初一人舞台は終わったのです。

終演後気付く、つけ帳に名前が!!!!!
うっは~~~~~~~ オロロイタ!!!Σ(=°ω°=;ノ)ノ