予算がないけど内覧したい | 走る不動産屋の2代目日記 season4

走る不動産屋の2代目日記 season4

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ホームズからの顧客問い合わせがありました。

 

物件の諸費用を知りたい」 要望通りにメールで返信しました。

 

「(省略) 初期費用は敷金、火災保険料、仲介手数料、保証会社保証料併せて¥350,000です。」

 

後日、今度は電話がかかってきました。

 

「費用が足りないんですけど内覧してもいいですか?」ショボーンと小さな声で男性が言います。

 

費用が足りない???  クレジットカード使いたいって事? キョロキョロ

 

「すみません、それはすぐには契約できないけど、お金が貯まったら契約金ができるということですか?」

 

 

 

「いえ・・・・・・内覧してから家賃を下げてもらうお願いをしたいんですけど。」ニコニコ

 

まぁ、数千円ならできないこともないけれども

 

 

「費用を20万円に抑えたいんです・・・・・。」ウインク

 

 

え、無理。  ガーン

 

 

35万円の諸費用を15万円も下げるなんてできるわけがない。

 

「申し訳ありません。そこまで費用を抑えるためには家賃を2万円以上下げないとできませんので、内覧されても申し込みいただくのは難しいと思います。」ガーン

 

 

でも、内覧した後に事情を相談されるよりも、こうやって先に進言してくれると助かります。照れ

 

最初の「費用が足りないんですけど」が訳ありのような言い方だったので、あえて根掘り葉掘り聞いてみました。

 

変な期待させて案内しても両方にとって良いことはないからです。

 

最初の電話で、ちょっと雰囲気が怪しい人には↓を聞くようにしています。

「ペット飼ってますか?」

「今日はお仕事休みですか?(普段働いてますか?の誘導)」

 

今回のお客様、結論としては「案内できません」とお断りをさせて頂きました。ショボーン

 

やっぱり、電話って顔が見えないから本当に真意を測るのが難しいです。えーん