道路に面していると目立つ。だから、飛び込み相談も多い。それはすごくありがたい事です。
つまり、お客さんが選んでくれたって事になるわけで、そこから成約になるかならないかは神のみぞ知るところです。
「○○町ってだいたい、いくらか、値段を教えてよ。」
以前もこういったお客さんが来店されました。
そんな時はだいたいこうです。
1・親がなくなって相続した土地建物を処分したい。
2・離婚することになり、財産分与が発生してしまった。
3・これから購入を考えているので相場を知りたい。
でも、名前も名乗らず、場所も明かさず、詳細も話さないこのお客さんは、ほぼ1か2です。
土地建物は自分が同居していてそのまま相続したから、兄弟(その他の法定相続人)には対価としてのお金を払わなくちゃいけない。
だから、だいたいの価格を知りたい、と。
だいたい、ですから適当な値段は言えます。
でも!その一言がとんでもない事になったりもするのです!
「あそこのTetsu不動産に行って聞いたら、○○円くらいだってさ。だから、お前たちにはそれを均等割してやろう。」
「え!?兄さん、そんなに安いのかい!?そんなはずはないだろう!はっ!!さては僕を騙すつもりなんだね?そうなんだろう!!!」
「そんなはずないじゃないか!だれが親の面倒を見てきたと思ってるんだ!!それだけの世話してきたんだ!文句言うな!」
「なんだと!!こうなったら裁判だ!!」
「ちょっと、あなたも義兄さんもやめてください!!仏壇で義父さんが泣いてるじゃないですか!」
なんて、トラブルにもなりかねません。
なので、僕はしつこく質問をします。
間口は何間ですか?道路は何メートルですか? 日当たりはどうですか? 崖は背負っていませんか? 建物は古いですか?
などなど。
そんな僕の質問に嫌気がさす方もいらっしゃるでしょう。でも、中にはそうでない方もいらっしゃいます。
「崖あるけど、そんなことまでしなくちゃいけないわけ? 境界確定??それも売主の責任なの? 面倒くさいこというんだねぇ。いいや、もう。」
そうですか、残念ながら僕も結構です。お互いに信頼できなくてはなりません。
言った言葉に責任を持ちたいからいい加減な発言はしません。でも、売却のお手伝いをさせて頂けるんなら一生懸命やります!!! それだけです。