それでも不動産のプロか?! | 走る不動産屋の2代目日記 season4

走る不動産屋の2代目日記 season4

不動産屋の日常を書いています。そして、走ります。愚痴ります。 
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知り合いがマンションを買うことになった。
 
大手不動産屋の若手営業マンが担当らしく、話は進み今週契約となった。
 
 
しかし、昨日になって営業マンから電話。
「すいません、契約はできなくなりました。」
 
当然、知り合いは怒った。なんでも、先に検討していた買主が一度は飽きらめたマンションを購入することに決めたらしい。
 
物件購入の時には、買付申込書を提出して売主さんに購入意思を示すと共に、仲介業者と契約を締結する意思を確認する意味合いがあるこの書面は契約の第一歩といえるものである。
 
でも、今回はこの買付申込書を書いていないので、購入意思や購入時期がはっきりしていないことになってしまった。
 
確かに、まだ売買契約書を取り交わしていないのでお互いに拘束力がない。
でも、「今週末に契約しましょうね。説明に2時間くらいかかりますよ。」
と営業マンに言われていれば当然、購入意思あり、販売意思ありと受け取れる。
 
これ、営業マンの大失態だと思う。
 
 
経験が少ないんだろうか?とにかく、なんとしても購入キャンセル依頼を撤回させなければ!!
 
僕は買付申込書をお客さんから受け取っていながら、心変わりされてしまって売主さんに平謝りに行った経験がある。拘束力がないから買主さんを責めることができないんだよねぇ。これ、ほんとにグレーゾーンなんだと思う。
 
 
モラルの問題なんだと思う。買います、辞めますと家を買う意思をそう簡単に変えられたら堪らない。
 
だから、売買契約書を締結し手付金をもらう前に、重要事項説明書、売買契約書の内容を説明し、それで納得できるようだったら、晴れて売買契約をするという手順を踏まないと上記のような「ごめんなさい事件」になってしまうんだよね。
 
 
確かに売主さんは買主さんを選ぶことができる。でも、それをちゃんと調整して、お互いの仲介に入ってスムーズに契約を完了させるのが、不動産のプロの仕事だ。
 
「お客さんが快適な住環境を得るためにするのが僕らの仕事」
 
 
知り合いが仲介業者に出向いて事の顛末を説明し、仲介業者が話を元通りに戻すことができたと聞いたので、本当に良かった。
 
 
でも、最後の最後、ちゃんと残金決済をして所有権を移転するまでまだ安心はできないから、うまくいくように願ってるよ!!!