振られた・・・・。 | 走る不動産屋の2代目日記 season4

走る不動産屋の2代目日記 season4

不動産屋の日常を書いています。そして、走ります。愚痴ります。 
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うちの会社に出入してたある業者の青年A君が奥さんとやって来た。
 
新しい土地を買って新築したので、それまで住んでいた家を売りたいんだそうだ。
 
売りに出す家はA君の所有だと知らずに、他のお客さんを案内したこともあった家だったのでびっくりした。(不動産業者から鍵を借りるので所有者が誰か?は契約するまでわからないので)
 
その家、水道からはサビが出るし、建物は正直、酔ってしまうくらい傾いている。耐震基準もクリアしていない。
 
 
一番の問題は「境界確定がなされていないこと」、つまりA君の購入時に境界を明示して引渡しを受けていないので、自分達が売却する時にもそんな事やらなくてもいいと考えているみたい。
 
 境界は一番、紛争が起こりやすいし、普通だったら購入する買主が気にする事なんです。だって、隣地との境がはっきりしない土地って買いたくないですよね?
 
測量図もなければ、境を確認する杭もプレートも入っていない物件・・・・。
 
 
なので、査定ついでに今後はちゃんと測量して、境界を確定して、建物は解体して販売したほうがいいです、と意見書を送ってみた。
 
もともと、自分の後輩だから言いにくいこともズバッと言えるからいいのかもしれないけれど。
 
 
媒介契約書が送られてこなくて、一週間経過。
 
 
電話がかかってきた。
 
A君  「境界確定って法律で決まってることじゃないですよね? できたら、そのままの状態で、そのままの値段で売りたいので・・・・・他の不動産屋で・・・・。」
 
 
 
そう・・・・・・どうぞどうぞ。売れるといいね。
 
 
いい加減な物件を扱ってくれる業者に仕事がいって、クソ真面目にきっちりやろうとした僕の会社がダメだった。