大人になること | 走る不動産屋の2代目日記 season4

走る不動産屋の2代目日記 season4

不動産屋の日常を書いています。そして、走ります。愚痴ります。 
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今、売り出してる土地に親しい住宅メーカーから買付申し込みが入りました。
 
なかなか、売れなくてやっと買い手がついたので一安心・・・・と言いたいところですが、買主さんの奥さんはもともとうちの会社の従業員でした。
 
この人、僕が7年前にこの会社に入った時に、うちの会社を指揮ってた子で年は2つ下なんだけど、既に宅建主任者も持っていて、とにかく事務関係を全てやってくれた優秀な社員でした。
 
 
ただ、僕が入社したことによってものすごい「女性ならではのイジメ」をしてきたのです。
 
 
その当時は他にも女性社員が2人いたんだけど、みんな一切しゃべらないので
(緊張の糸がピーンと張ってる感じ)、世間話をしたんだけどね。
 
「誰に向かって話してるんですか!?」って、すごい冷たい顔して言うんだよね。
 
そういう事がずっと続いたのでそのうち、僕はしゃべるのを止めました。
 
初めての不動産業なので、何をどうしていいかわからなくて、敬語で質問しても全く教えてくれない。書類を提出してチェックしてもらうと、句読点がないだけでも赤ペンでびっしり訂正される。
 
店頭にお客さんが着ても、その子と他の従業員が目を合わせないので当然、素人の僕が地図を片手に案内に出かける。
 
こんな感じで1年が過ぎました。
 
僕は自分で物件を見に行って、契約書、家賃の送金、全部自分で調べて覚えるようにしました。
 
 
で、ある日、うちの親父(当時の社長)にこう言ったのです。
 
「私がこの会社で一番でいられないのなら辞めます。どっちを取りますか?」と。
 
当然、父親は息子である僕をとりました。
 
その子は辞めていきました。最後まで挨拶もせずに。
 
 
あれから、7年経ち、今こうして買主さんの奥さんとしてまた会わなければいけません。
 
彼女はどんな気持ちなんだろう?きっと、僕の顔は見たくないんだろうな。とか、いろんな事が頭をめぐります。
 
今回、土地を買って家を建てる話も、もちろんうちの会社には来ずに住宅メーカーに行きました。そしたら、たまたま僕の会社が売主である物件に辿り着いたんでしょう。
 
実際に会ったら、笑顔で挨拶できるかどうか、正直なところシコリ、わだかまりはあります。
 
でも、これを乗り越えられたら僕はまた新たな一歩が踏み出せるような気がするのです。
 
自分に逃げないこと。