家を2万円で? | 走る不動産屋の2代目日記 season4

走る不動産屋の2代目日記 season4

不動産屋の日常を書いています。そして、走ります。愚痴ります。 
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お客さん 「部屋を貸したいんですけど、いくらで貸せますか?」 自転車に乗ってやって来た40歳くらいの男性。


僕    「間取りはどれくらいですか?」


お客さん 「自分の家の一部屋を貸したいんだよね。」

僕    「・・・って事はお風呂もトイレも一緒だと・・・?」

お客さん 「はい。」



ルームシェアってよく学生さんでありますよね? 2部屋あって家賃を半分づつとか。
でもそれって割と知り合い同士で申し込みして借りて、家賃半分づつ払うんですよね?


全然、知らない人の家の部屋を借りる・・・・。家のお金とか、トラブルにならないですか?プライバシーは?



僕   「すいません、ちょっと出来かねますね~。申し訳ありません。」



男性は「そうですか」と帰って行きました。




で、2週間後、また来店されました。

お客さん  「家を売りたいんですけど、僕は無職なんです。明後日、面接です。家人がみんな出て行っちゃったので連絡を待ってるんです。」


・・・・ん?


お客さん  「電気が来週で止められちゃうのです。住宅ローンも延滞してるので裁判所で差し押さえを待ってもらっているのです。家の権利証あります。いくらで買ってくれますか?」



あ~、なるほど。


現金、つまり生活費に困ってるんだね。


僕   「とりあえず、一回査定させてください。それから価格を検討しますが、買い取りと仲介で金額が違ってきますよ。買い取りだったらだいたい、この辺りですと1,000万円くらいですかね。」


お客さん  「 あ、そんなにいらないです。とりあえず、1、2万貸してくれればいいです。




貸しませんよ~。


売る気ゼロだね。こっそり、謄本で調べてみたら消費者金融の根抵当権つきまくり。1番、2番、3番と。



しかも、裁判所が差し押さえの準備してるんでしょ??



それで、お金貸すわけないでしょぉぉ!