フィリピンかぁ…やっぱり 外国人が絡んでるのかなぁ。

謎は深まるばかりだが…なんとか 日本の警察 がんばってほしい。





お疲れちゃん

金沢から 【ミッシー】がやってきたので
久しぶりのこのメンバー。

我らがボス【木村さん】。
木村さんは その昔、バーテンダーでね。
俺たち二人は その弟子ってわけだ。
もちろん 【ミッシー】が兄弟子。

今は ミッシーは金沢へ、
木村さんは 大岡山で、もつ焼き【都】を営んでる。
俺は 三文役者に成り果ててる。

それぞれが それぞれに人生を歩んでるが
やはり 眼をみて話せば そこはそれそれ…20年以上の時間が 一瞬でさかのぼる。

中身はまるで変わってねぇ。
ただ お互いがなんとなく落ち着いた空気を纏って、それでいて まだ破天荒さは棄てきれない気概と執念深さがあって
ミッシーの髪が すっかり抜け落ちてて

だが なにも変わりはしない。
そして なににも代えられない。

ボスはあいかわらずの俺たちのボスで
俺は いつまでたってもフラフラしてて
ミッシーの髪は 今もなお 抜け落ちてゆき

あの頃の楽しさも
あの頃の不満や苛立ちも
あの頃 夢見たことも

かわってない。

人間なんて そう変われるもんじゃないのさ
顔にシワができ
妙に枯れたように 話していても
それでも 人間は変わらない。

ただ ミッシーの髪が抜けてゆく


変わらないもの 代われないもの
替わりのきかないもの

朽ちてゆくもののなかで
それに気づくことができる…それが嬉しい。



ただ ミッシーの髪は、今も抜けつづけている。






今夜もしたたか酔って候