今日は、松永会のお稽古で初めて家元にみて頂く日でした。『門傾城』がドキドキでしたが、なんとか無事に終わり、ほっとしました。いえ、ほっとしちゃいけません。

 間違えたところがあったので、まだまだ弾き込んで間違えないようにしなくてはです。


 花見踊もみて頂きました。花見は、女性30名での演奏なので、華やかで弾いていて楽しいです。その後、美味しいビールを頂き、楽しくおしゃべりして帰って来ました照れ




 夜は楽しみにしている大河ドラマ『光る君へ』です。もう楽しみで楽しみで爆笑


 今回の感想。ネタバレあります。


先週に引き続き、2人で逢えたまひろ(後の紫式部、吉高由里子)と道長(柄本佑)


 今回は、道長が先に来ていて、後から来たまひろが走って来て、道長の腕に飛び込んだんです。もう「好き」が溢れていました。そして、熱いキスシーン。ヤッターまた2人が逢えた!と思った私。


2人の間でこんな会話が交わされます。

道長「結婚してくれ。遠い国には行かない、上を目指して国を変える。」

まひろ「北の方(正妻)にしてくれるの?」

道長「それは出来ない。」

まひろ「妾(しょう)になれと?」

道長「(北の方を迎えても)一番好きなのは、まひろだ。」


 まひろはショックを受けて、妾は嫌だと言うんです。まあそれはそうですよね。でも、道長は、どうしてもまひろと一緒になりたいから、先週まひろに言われたことを一生懸命考えたんですよ。


 先週、「あなたは都にいて上を目指し、政(まつりごと)をして世の中を変える人だ。」とまひろに言われたから、そうなろうと決めたんです。そのためには、右大臣から摂政にまで上りつめた父の息子として相応しい結婚をしなければならないんですよね。


 結局、あれもだめ、これもだめと言われて道長は怒って帰ってしまいます。一人残されて泣くまひろ。


 悲しい!私にはこれが一番悲しいです😭2人が逢えなくなるのが。


 まひろに言いたい。妾だっていいじゃない、道長とずっと一緒にいられるなら。

 ただこの考えを先程X(元Twitter)に上げたら、「年を重ねると、そう思えるかも知れないけどね。。。」という意見を頂きました。


 なるほど確かにそうですね。若い頃、しかもまひろにとっては初恋の人ですものね。私が自分のことを振り返っても、若い頃の好きな人への思いの強さは、そのまま独占欲につながってましたからね。大好きな人は、一生自分だけのものでいて欲しいですよね。



 さて、『光る君へ』を観終わると、Xを観るのが楽しみなんですが、今回も沢山の感想や考察が挙げられていました。


 その中で、ほお〜なるほどと思った二つをご紹介します。一つは、道長とまひろのこの関係が、源氏物語で光源氏に一番愛されながらも最後まで正妻になれなかった紫の上と光源氏の関係に重なっているという考察。


 もう一つは、一条帝の即位の礼の前に、高御座に何か穢れたものが置かれていましたが、あれは生首だそうです。(ヒイ〜〜😱)そのことは、『大鏡』に書かれていて史実として伝えられているとのことでした。


 自分だけでは読み解けないことを教えてくれたり、自分と違う感想の人も沢山いて、Xは本当にためになります。