今日は、師匠のお稽古でした。今日も椀久をみて頂きました。一昨日のお稽古から中一日で、私あまり進歩しておりません。それではいけないのですが。


 今日の師匠の「タマなんてやらなくてもいいんだよ。ストーリーに関係ないんだから。それよりも唄のあるところをしっかり勉強しなさい。」とのお言葉に衝撃を受けましたびっくり


 誤解があるといけないのですが、師匠は、別にタマをやるなと言っているわけではないんです。


 タマは、三味線の一番の見せ場であり、聴かせどころなのですが、そこにとらわれるなと。お客様に『二人椀久』という曲を伝えるには、ストーリーを伝える唄のあるところが大事だということだと思います。


 さて、帰宅してからYouTubeを見たり、演奏会の音源など聴いておりますが、他の方の演奏にも衝撃を受けました。ひえ〜〜ガーン


 長唄三味線て、すっごく難しい超絶技巧を涼しい顔で、ほぼ両手以外は動かさずに弾くものだという当たり前のことを思い出しました😅でも、なかなか出来ません。


 ちなみに、『椀久』というのは、大阪の豪商、椀屋久兵衛(久右衛門)のことで、新町の傾城松山と深く馴染んで豪遊し、座敷牢に入れられて、松山を慕って発狂したと言われております。


 舞踊では、椀久と椀久の羽織を着た松山が二人で踊るので『二人椀久』と。夢見心地の優美な踊りです。


 今日は師匠の写真を撮り忘れてしまったので、先月位の写真を載せます😅チビ太くんと。


 10/9のスク☆ハジライブで、『京鹿子娘道成寺』と『二人椀久』(ダイジェスト版)を演奏致します。


 お江戸日本橋亭での最後のライブとなりますので、ぜひぜひお運びくださいませ。(スク☆ハジライブは、勿論続けますよ。)


 あと、10/29(日)に『第3回 駒の会』という、お弟子さんたちのおさらい会を、六本木ホールDOZにて開催しますので、そちらもよろしければいらしてくださいませ。こちらは、入場無料です。


⬇️ライブのお知らせ、チケットのお問い合わせ先はこちらをご覧くださいませ。