5/9は、前進座公演を拝見するため国立劇場へ。よく晴れましたが、昨日から引き続き寒いです。


最初は、『魚屋宗五郎』


 うちの師匠が黒御簾でタテ三味線で弾いているので、ちょこちょこのぞくもよく見えません。三味線方が3人いて、一番客席側で弾いているのが師匠みたいだな〜と思いながら聴きました。


 このお芝居は、妹を殺された宗五郎が、禁を破ってお酒を飲む。一杯飲むとさらに一杯、また一杯と。その豪快に飲んでいく様に合わせながら、三味線が合方を弾いていく、最初はゆっくり、段々速く、それがみどころだったなあと思いながら観ました。面白かったです!


 今回、前から7列目のいいお席で楽しませて頂きました。


 二幕目の『風薫隼町賑』は、『かっぽれ』や『奴さん』などの踊りメドレーでした。出演者も総出演といった感じで何十人も出て賑やかでした。


 長唄連中は、出囃子(舞台に出ての演奏)となり、うちの師匠ではなく、違うメンバーになっていました。タテ唄は、黒御簾も出囃子も勝彦さんで、朗々と美声で唄われていました。


 途中、女優さんが一人で三味線を弾かれる場面があり、スゴイなあと思いながら見ておりました。


 そして、本日のゲストの一之輔師匠が登場!!

うちの日芸の歌舞研の早瀬栄之丞さん、上滝啓太郎くん、平澤愛ちゃんが師匠を囲んで、日芸談義になりました。私も日芸の歌舞研なので、大喜び爆笑ラブラブ一之輔師匠は日芸の落研です。


 日芸の江古田校舎では、歌舞研と落研の部室が隣同士だったことや、歌舞研の忠臣蔵七段目公演の時、一之輔師匠にも助っ人でご出演頂いたことなどが話に出て、なんと啓太郎くんが台本を持って来て、一之輔師匠にもその時の3人侍の(うちの誰か)台詞を言ってもらったりして、盛り上がりました。


お芝居も踊りもトークも堪能させて頂きました。


前進座の手拭いも買っちゃいました。


 改築のため、今年の秋に閉館してしまう国立劇場。沢山思い出があるので、寂しいです。


 今年は、一つ一つの公演が、国立最後の◯◯となりそうです。




この提灯、大好きハート



旗に「初代国立劇場 さよなら記念」と書いてあります。青紅葉が美しい✨✨