こんにちは、鉄バス郵です。

タイトルで 「 常総路 」と 書きましたが、

そうです、関東鉄道以下、関鉄

常総線乗車記です。


常総、つまり 旧國の、陸と 下

両國を跨いだ路線で ありますね。


当線は 大正2( 1913 )年、

取手 ~ 下館が 開通。


キハ2101 水海道


常総線開業100週年 記念ヘッドマーク

昨年( 2013年 )、開業100周年を迎えました。

( 8月26日、水海道。キハ2100形、

 キハ2101+キハ2102の 2両編成。以下、

 形式や 各車両で、記号「 キハ 」は 省略。 )


※ 旅の話を 早く読みたいのでしたら、青字

  箇所は 飛ばして下さっても 結構です。

  ( は、ボディカラーに ちなんでいます。)


マイカー利用の多い 茨城県という土地柄、

しかも つくばエクスプレス開業もあり、

利用客の減少に悩まされながらも、

守谷 ~ 下館で 快速運転を実施したり、

単線区間( 水海道 ~ 下館 )での増発

( 普通ディーゼルが 1時間当り 2本の運行 )が

成されたりと、車社会に対して 「 攻め 」の

姿勢も見せています。


「 平成世代の気動車 」とは、この写真の

2100形以降に 登場した 車両のことを指します。

平成00年代前半まで、国鉄・JRからの

譲渡車両や、国鉄車両の床下機器を流用した

車体更新車両が 主となっていましたが、

同形以降は 完全な新造車両。

関鉄のイメージアップにも つながりました。


2100形が登場して 早や20年

( 1994 / 平成6 年 1月 運用開始 )、

しかも 輸送人員が減少し、日中であれば、

単線区間のみならず、守谷・取手寄りの


キハ2202 戸頭


複線区間でも 単行( 1両 )での運用で

まかなえる様になり

( 写真は 戸頭を発車する、普通 下館行、

 2202。2014年 3月8日 撮影)、

単行用の2200形・2400形、そして

5000形が順次 導入されていきました。


キハ314 水海道

キハ314


0形や、この 310形 等、昭和世代の

気動車が 新造から30年以上経ち、しかも

複線区間でも、日中は 単行運用で差し支え

ない。朝のラッシュ時も、既に 4両編成での

運用は ない( イベント開催時を除いて )。

こないだ、( 2014年 3月8日

日中の常総線は すっかり

世代交代したことが 印象的でした。


写真は、朝のラッシュ時運用を終えた、310形

313編成( 旧塗装に復元されている )。取手寄りの

314。昨年 8月26日、水海道 3番線で 撮影。


常総線開業100週年スタンプラリー シート


ちょうど、今月( 3月 )末まで、

常総線開業100周年記念スタンプラリー

開催されていましたので( 写真は 一部の頁のみ )、

平成世代の気動車に乗って、100周年を

迎えた 常総線の旅に出かけました。


記念クリアファイル & 割引キャンペーンチラシ


6駅のスタンプを押せば、全線制覇。

左側の クリアファイルが 景品です。


右側は、東京駅~岩井を結ぶ

高速バスの 割引キャンペーン( こちらも、

今月末までの実施)チラシ。
途中、新守谷・小絹・水海道の 各地区も


経由するのですが、新守谷 ~ 小絹地区が

大人 片道 ¥500、水海道地区が

同 ¥700。通常運賃の ¥500

グッドタイミングでした!


当日は、東京駅10:20発の岩井行

関鉄パープルバス 1782P号車。

 同車の写真は 省略します )で


水海道駅舎


水海道駅まで乗車( 11:26 到着 )。


常総線1日フリーきっぷ 900形ヴァージョン


常総線1日フリーきっぷを、窓口で購入。

ご覧下さい、国鉄キハ30系に
そっくりな、900形!( 902号車 )


昭和38( 1963 )年にデビュー。

通勤・通学輸送 に特化した、3扉車。

平成7( ’95 )年 廃車。つまり 晩年は、

関鉄に譲渡された 「 本家 」のメンバーたちと

一緒に 活躍していた訳ですよね! しかし

台車は空気バネ。「 本家 」よりも グレードが

高かったのです!ああ、乗ってみたかったなぁ!


水海道駅まで乗った目的は、

この乗車券購入にも あったんです。


購入時に、スタンプラリーにもチャレンジする

旨を伝え、先程 載せた、スタンプシートを

ゲット。当駅のスタンプ( 1個目 )を押したら、


キハ2203 水海道


11:35発の 普通 取手行に乗車。

キハ2203の単行です。

( 以下、当日に乗った気動車の種別は 全て

 普通ですので、「 普通 」は省略します。)


守谷まで乗って、2個目のスタンプ ゲット。


キハ2107 守谷


直ちに、11:53発 水海道行に乗車。

2107+2108の 2両編成。


キハ2108 & キハ2401 水海道

キハ2401 水海道


2107編成、水海道に 12:03到着。接続

して :05、下館行( 2401 単行 )が発車。


実は、その前の下館行は 11:20発で、

開きが大きかったので、

守谷まで1往復したんです。


大田郷 手前、紫峰も大きく!


単線区間は、下妻で市街地の中を

通る以外は、ほとんど 田畑の中を

駆け抜けていきます。終点に近づくに

つれて、紫峰( 筑波山 )も

ドーンと迫ってきます!( 大田郷 手前 )


関鉄 下館 駅名標


12:53、終点 下館に着きました。

駅名標のポール、上部の湾曲が

関鉄の証ですネ!

3個目のスタンプ ゲット。


キハ2401 側面 下館

2401を真横から 見ましょう。

運賃収受を伴う ワンマン運転に対応するため、

中央の扉が 両開きであるのに対し、両端の

扉は 片開きと なっています。


で、広告は・・・ ほぉ、「 バッチリ 」ですって!

調べてみると、農薬メーカー

協友アグリ株式会社の製品で、水稲除草剤です。


さぁて、2401を 大分離れた場所から

撮りましたが、どこから 撮影したのか

お分かりですか?


もお鉄 下館 駅名標

モオカ14-4 下館


真岡鐵道が発着する 1番線から

撮影したのです!


現在は 筑西市の、旧 下館市に来れば、

栃木県は もう 目の前!同鐵道の

気動車に チョイと乗れば、越境できるので、

久しぶりに 栃木県に足を踏み入れようと

考えました。


車両は、モオカ14-4。「 14 」は、

当形式の初登場が 平成「 14 」年で

あることに 由来します。


茂木行、下館を 13:02に発車。


モオカ14-4 久下田

久下田駅舎

久下田駅( 愛称 さくらの駅 )


13:16、久下田 到着。


久下田以北は 栃木県( 芳賀 /

はが 地域 )。旧國では、下野國

( しもつけのくに。下毛野國より。別称、野州。

 上野國が上州だからと言って、下野國が「 下州 」では

 マズイですからね。しかし、上総國と 下総國は どちらも

 「 総州 」であるという、紛らわしい点もありますが・・・。)


そう言えば、当ブログで 栃木県

話をするのは 初めてですネ。


今回のタイトル、

平成世代の気動車で 常総路、そして・・・

でしたね。「 そして・・・ 」は、

そして 下野へ!」でしょうか。


話を このまま進めてしまうと 長くなって

しまいますので、久下田に着いたところで、

一旦 区切ることにしましょう。