こんにちは、鉄バス郵です。

皆さんは、スカイツリートレインを

ご存知ですか?


モハ634-11 栃木


東京都 墨田区に建つ、

東京スカイツリーへの アクセス列車として、

東武鉄道が 6050系を、展望列車 634型

( 「 系 」ではなく 「 」ですヨ )改造したものです。

「 634 」・・・そうです、東京都本州側が

旧律令國では 武蔵むさし

呼ばれていたことに ちなんでいます。

スカイツリーの高さも、634mですね。 


先月( 2016年 3月 )下旬の ある日、

同社の ホームページを読んでいたら、


「 東武鉄道初企画

 夜桜花見 ほろ酔い列車 」の案内を

見つけました。


夜桜花見ほろ酔い列車の パンフレット


これは、駅に置いてあった パンフレット。

ホームページでも 見られました。


充当される列車は、スカイツリートレイン

そして 旅行代金は、「 夜桜 」( よざくら )に

ちなんで、¥4,390。もちろん、飲食物付!

19時前に 東武宇都宮駅を発車し、

新大平下駅で 45分停車したら、

東武宇都宮駅へと 戻る。

栃木駅・おもちゃのまち駅で 下車可。


1人でも 参加可能。旅行代金の手頃さ、

栃木県へのアクセスの交通費が

青春18きっぷ 1回分( ¥2,370 )で

済み、こちらも 手頃!


いつ スカイツリートレインに乗るの?

桜の季節でしょ!


と いう訳で、(笑)

東武鉄道の 旅行業子会社、

東武トップツアーズ 宇都宮支店に

問い合わせて、運行初日の

先月( 3月25日に 乗ってきました。


同社は 池袋、浅草、新宿、そして

東京スカイツリータウン ソラマチにも 支店は

あるのですが、宇都宮支店独自の企画と

いうこともあり、申込みは 当支店と

電話を介して 行う必要がありました。



E231系 U16編成


先ずは、JR宇都宮線で 宇都宮へ。

乗ってきたのは、E231系 U16編成。

昨年10月、東京総合車両センターで、

走行機器の更新工事が実施された編成ですね。


キハ40-1008 宇都宮

JR各社で廃車が進んでいる、

キハ40も、見逃すことは できません!

( 先頭は、キハ40-1008。後は 不明。)



暮れなずむ 宇都宮都心


JR宇都宮駅西口から 眺める、

暮れなずむ 宇都宮都心。

この 北関東最大の都心を貫く、

大通りを西に 歩きます。

雷雨の季節じゃなくて、良かった~!( 笑 )


20分余り 歩くと、東武宇都宮駅に着きます。


クハ634-22 東武宇都宮


18:30過ぎに 改札口横で 受付を

済ませ、書類や参加券、そして

おつまみ・おにぎりのセットを貰って、

入場します。


改札口のホーム側では、

飲み物を受取りました。その中には、

とちおとめ( 苺 )の入ったチューハイも

ありましたヨ。グラスもゲット!


3番線では、


634-22


クハ634-22が お出迎え。

赤系の水玉模様は 「 朝焼け 」を

イメージしたものだそうです。


ちなみに、当駅のホームは 2番・3番のみで、

1番線は側線のみ。ホームは ないんです。


列車は 4両編成。-22とは反対側、栃木、

とうきょうスカイツリー、浅草 寄りの先頭車、


製造&改造 モハ634-11車内


モハ634-11に 乗りました。


1人掛け席


スカイツリートレインは 1人での利用にも

対応できる様、このとおり 「 シングル 」、

1人掛け座席も設けられています。

うれしいサービスですネ。


指定されたのは、端っこの「 45 」番席

でしたが、反対側の「 ペアスイート 」

( 窓向きの 2人掛け )で グループ利用が

ある以外、空いてましたので、


41番・45番席


直後の「 41 」番席も 使わせて

頂きました。( 係員さんも

「 空いているので、自由に使って下さい 」と

おっしゃっていましたし。 )


リクライニングを倒しているのが

その「 41 」番ですが、そうです、眺めを遮る

柱のない席なんですよ! ラッキィ~♪


手前が「 ペアスイート 」。

グループさんは こちらには

座っていなかったので、撮れました。


サロン


「 45 」番席の前は、サロン。

扉を埋めた箇所です。サロンの反対側は、

荷物置き場( 座席上部に 荷物棚がないため )

と、前面展望スペース( 2人掛け席 )。


前面展望スペース


ご覧のとおり、眺められます。


列車は 18:58東武宇都宮発車しました。

さあ、酒宴の 始まりです!


おつまみ おにぎり付


おつまみ・おにぎりセットを 開けて・・・、

そして やっぱり 宇都宮だから・・・、


餃子


焼き餃子も 開けてぇ・・・と!♪


んで 渡された飲み物の1つ、

缶ビール( 350cc )を プシュッ!


南宇都宮で、かんぱぁ~い!

南宇都宮での 対向列車待ちの時、モニターを

通じて 東武宇都宮駅長さんが 音頭を取り、

乗客一同、かんぱぁ~い!


夜なので 外は真っ暗ですし、

乗った車両で 1人なのは 僕だけでしたが、

スカイツリートレインの旅を楽しめていました

ので、心細さは 感じませんでしたよ。


近くのグループさんは、宇都宮都心

( の オフィス?)で働く 皆さんなのでしょう。

野州なまりの会話に、鉄バス郵は「 野州だねぇ 」

( 栃木県だねぇ )と しみじみ・・・。(笑)


東雲さくら橋 黒川


国谷壬生( みぶ )では、

黒川( 利根川水系 )を 渡ります。

案内放送の予告の後、列車は徐行し、

車内は消灯。西側には、ライトアップされた

東雲( しののめ )さくら橋が 見えます。


橋の名前で お気づきのとおり、

両岸は 桜の名所!なのですが・・・

3月25日では 早かったですねぇ~。( 苦笑 )


ほろ酔い列車の運行は、

今月( 4月 )1日と 8日にも ありましたので、

その どちらかに参加された方は、

黒川の夜桜を楽しまれたかと 思います。


車内の明かりが 再び灯ると、

列車内で ビンゴ大会が 開かれました。

鉄バス郵は・・・、はっずれぇ~。( また苦笑 )

ビンゴ大会が 行われているうちに、

列車は 宇都宮線から 日光線に入りました

( つまり、新栃木 通過 )。

東武の )日光線は 複線ですから、

栃木では 高速度で通過!


19:45、新大平下に 到着。

20:30の 折返し発車まで、

4番線に 停車します。


当駅では、これらの ご当地名物が

渡されました。


大平山名物


ジャンッ!


大平山名物・・・

やきとり、たまごやき、だんご!

( ビニール袋が ちょっと見苦しいですね、

 ごめんなさいね。 )

ご当地ワインの試飲も ありましたヨ。


新大平下での余興


余興も 行われました。オヤオヤ、

黄門さまと おサルさんで、

「 枯れ木に花を 咲かせましょーっ!」( 笑 )


ところで スカイツリートレインですので、

乗車記念のスタンプが 押せるかなと

思ったのですが、今回は 夜桜見物が目的の

列車であり、とうきょうスカイツリーを発着しない

ので、スタンプは 置かれていませんでした。残念!


20:30、列車は発車。東武宇都宮へと 北上します。

隣の駅が 栃木ですので、鉄バス郵は

直ちに 降りる支度をしました。支度が済んだら、

隣の車両、クハ634-12に 移動。


634-11


20:34栃木に到着。


634-11と -12のコンビでは、

青系の水玉模様。もちろん、青空をイメージ。


モハ634-11 栃木


桜が まだで、乗車時間も 東武宇都宮駅での

発車待ち時間を合わせても、2時間足らず

でしたけれど、でも 楽しかったですし、

スカイツリートレインに 乗れて良かったです!


ありがとぉ~、また よろしくなぁ!


東武側の駅を出たら、

JR両毛線側の駅に入りました。


107系 R15編成 栃木


栃木では およそ30分程 待って、

20:58発の 小山行 普通に乗車。
107系 R9+R15の 4両編成でした

( 写っている R15が、後の 新前橋寄り )。


小山構内


小山で 上野東京ラインの列車に

乗り換えたのですが、ふと

水戸線の 発車ごあんない表示に

目が留まりました。見て下さい、


普通 4両 3ドア 22:13 勝田 15( 番線 ) 」。


そうです、22:13発の 普通 勝田行は、

415系 1500番台なんですね。

当日は、ダイヤ改正前日の 3月25日。

この日の運用を以って、JR東日本では、

415系の運用が 終了となりました。

この表示を見た時、

「 そうか、今日までなんだよな・・・。」と

しみじみ感じたのは、言うまでもありません。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


また 翌日、3月26日は、北海道新幹線

新青森 ~ 新函館北斗の 開業日。

25日は 日本郵便が、


特殊切手 北海道新幹線開業


特殊切手

北海道新幹線( 新青森・新函館北斗間 )開業 」を

発行。鉄バス郵も、宇都宮へ行く前に

横浜中央郵便局に寄って、

記念押印してきました。