鉄バス郵です。お待たせ致しました!

(2012年)9月6日駿州ばなしの続きです。


前々回は、富士市の吉原で 岳南電車を降りて、

JR東海 東海道線 普通に乗換え。そして

静岡市 駿河区の安倍川(駅)へ。旧 長田村域を

歩いて 丸子宿へ。到着したら、とろろ飯に舌鼓!

・・・という お話でしたね。では、

一松園(いっしょうえん)のとろろ飯を

ごちそうさました後からの 話を始めましょう。


鉄バス郵のブログ-旧東海道 丁子屋前


丁子屋(ちょうじや)前からの 旧東海道の眺めです。

木々の向うへと通じている街道から 昔日の面影が

漂ってきます。ただし、車の往来が やや多いので、

散策される時は お気をつけて!


鉄バス郵は 幾度か この街道を行き来しているの

ですが、当日の折返しは、JA店舗前付近まで

丸子川沿いを歩きました。

都心から そんなには離れていないのですが、

眼前には 山が迫っていて、

山肌にはミカンが栽培されていました。


県道208号線(旧東海道)と接近したら、

そちらに進みます。


鉄バス郵のブログ-静岡200か332


前々回の画面の再掲ですが、これは

しずてつジャストライン 丸子線(静岡200か332号車)が

県道208号線に沿って 左折しているシーンです。


友人と僕は この交差点で、県道に沿って 曲がりました。


鉄バス郵のブログ-県道208号線(藤枝静岡線)と 松


丸子二丁目バス停付近。

県道標識。奥には 松の木が。


鉄バス郵のブログ-佐渡バス停

続いて・・・ンッ、佐渡!?

いつの間に 新潟県に入ったんだ!?

・・・って、違いますヨ。(笑) ここは、

「さわたり」です。


鉄バス郵のブログ-佐渡交差点


佐渡(さわたり)交差点で 国道1号線

(今回は 以下、「国1」と略す)と合流します。

県道208との重複区間、およそ200m進むと、


鉄バス郵のブログ-手越原交差点

手越原交差点です。県道208は 斜め左に分岐、

ジャストラインの 丸子線・丸子小坂線・

中部国道線も、そちらに 進みます。

県道沿いには 静岡手越郵便局があり、

風景印をゲットしたことが あります。


この時、僕らは 県道へと入らず、

国1に そのまま入りました。


鉄バス郵のブログ-轟橋バス停


国1側の 轟橋バス停、「とどろきばし」と 読みます。

東京都世田谷区、渓谷で有名な地名の方は、「等々力」。


あっ、そう言えば、同じ 東急電鉄沿線(多摩川両岸に跨る)の

地名 「丸子」(下丸子・新丸子・等)は 「まるこ」って読みでしたっけ!

で、静岡市 駿河区の方は 「まりこ」だ! 面白いものです。


さて、手越原交差点と 当バス停の 両画面で

お分かりのとおり、国1では「リバーシブルレーン」が

導入されています。時間帯によって、道路上の

中央線が変移するシステムですね。

手越原交差点~駿河大橋左岸側で、

午前は 静岡都心方向が、午後(この画面の撮影時)

藤枝方向が それぞれ 2車線に変わります。


鉄バス郵のブログ-静岡200か200 轟橋

13:09発、丸子清閑町線 新静岡行 到着

(丸子営業所 :05始発)

静岡200か200号車です(:11発車)。


確かに 左の赤い乗用車、真ん中の車線を

走っています!そして 歩道橋には、

中央線変移区間終り」と 標示されていますネ。


鉄バス郵のブログ-手越原IC

鉄バス郵のブログ-駿河大橋 向こうは安倍川橋

用宗街道との立体交差、手越原 I Cを過ぎると、駿河大橋。

向こうに架かるのは、県道208の 安倍川橋です。


駿河大橋はリバーシブルレーンですし、安倍川橋も

都心側から橋に入る箇所で 片側1車線に減少。

安倍川の橋から 北部の 雄大な山並みを眺めるのは

好きなんですけど、でもやっぱり 大都会の中の大動脈

としては、正直、弱・・・過ぎるんですよねぇ・・・。丸子を訪問して

帰る時、安倍川渡河には いつもヤキモキさせられます。


両橋共に 橋の真ん中から、駿河区から葵区へと移ります。

丸子清閑町線バスは幸い 渋滞もなく、都心へ。


そうです、丸子線や中部国道線ですと 県庁や市区役所のある、

都心のド真ん中を通らなければならないので、

JR静岡駅や新静岡まで行くのに 時間が余計かかってしまう恐れが

あるのですが、丸子清閑町線なら 国1が渋滞しなければ、

早く 両ターミナルに着けるんです。


鉄バス郵のブログ-静岡200か200 新静岡

13:24、新静岡(バスターミナル)終着。

運賃は 静鉄電車や ジャストラインバスで利用可能な

プリペイドカード「パサールカード」で 支払い。

200号車が待機スペースへと 移動した直後に

撮影しましたが、最後部左側、

キリンのマークがあるの、お分かりですか?

これが、丸子営業所のシンボルマークです。


鉄バス郵のブログ-cenova


(セノバ)。静岡都心における、

静岡鉄道グループの中核です。昨年10月 開店。

店名は、英語等を造語して 「新しくスタートする」

「新たな中心」等の意味を込めたり、「せの場

待ち合わせの場」等の意味も 込めています。


丸子清閑町線バスを降りたら、じゃあ 登呂遺跡

(駿河区。JR静岡駅南東)まで行くか?とも 検討したの

ですが、実は当日、静岡都心にいられる タイムリミットは

15:50頃までと 決めていたので、この時点で2時間半を

切っていて、小回り程度しか できませんでした。


鉄バス郵のブログ-静岡鉄道 新静岡駅

小回りですので、静鉄電車も 初乗り¥120区間を

利用しました。


鉄バス郵のブログ-1512 新静岡


1000系 最終増備編成、1012編成

(1985/昭和60年製)。中型のクーラー4台を

屋根上に並べ、狭くなったので 下枠交差型の

パンタグラフを搭載しています。

ラッピングは、しずぎん(静岡銀行)です。


鉄バス郵のブログ-1512 前面上部 新静岡

13:34発、普通 新清水行。

静鉄電車は、新静岡~新清水の11.0km、

全線が複線となっています。日中は、

6~7分間隔で 運行(平均6分40秒間隔、

20分で1サイクルとなっています)。

2両編成の列車は、ワンマン運転。今日、地下鉄や

大手私鉄(短編成の列車が運行される支線)で普及している、

都市鉄道において 車掌が乗務しない列車

運行した、パイオニアでしょう。


(当ブログ 「『じょうしゅう』の入口、龍ケ崎巡り 【午前編】 」で紹介した、

 関東鉄道 竜ヶ崎線の方が ワンマン運転の先輩なのですが、

 龍ケ崎という都市の中で 運行されているとは言え、

 竜鉄は どちらかと言えば、地方ローカル線の ワンマン運転の

 パイオニアになるでしょうか・・・。分け方が難しいです。)


昨年10月、平日朝には 新清水行で 急行が復活、

新静岡行で 通勤急行が運行開始されました。

(両者、草薙以東で 同じ停車駅、以西で 異なる停車駅。)


僕らが乗った距離は ほんの僅かです。

新静岡を発車したら、日吉町音羽町、そして

急カーブで 国1に接近し、


鉄バス郵のブログ-春日町 駅名標

春日町の 1.5km!


鉄バス郵のブログ-1012 春日町

おっ世話さぁ~ん、また 乗るからなぁ~。
(クモハ1012号車では、色が違って 珍しいですねぇ。)


鉄バス郵のブログ-1501 春日町


続いて 反対側に到着した、普通 新静岡行は、

第1編成でした(ラッピングは、コカコーラ ゼロ)。

来年で デビュー40周年。

製造当初は非冷房だったので、パンタグラフは

通常の大型の菱形。後に搭載されたクーラーは

やや大型のものが1台です。


鉄バス郵のブログ-春日町駅舎


駅を出たら、国1を横断し、

(画面は、春日町駅舎のスッキリした外観を撮影するため、

 一旦 国1の反対側に立って撮ったものです。)


鉄バス郵のブログ-東海道線・新幹線との アンダークロス

東海道線・新幹線をくぐり、再び 駿河区側へ。

(画面は 葵区側、くぐる前。)


鉄バス郵のブログ-静岡小黒郵便局

ガードを抜けた所で、正面から延びる 一方通行路

(静岡地方気象台の西側を通ります)を直進すると、

静岡小黒(しずおかおぐろ)郵便局がありました。

風景印ゲット!


続いて、小黒局が面している 南幹線(県道407号線)

西へ進みます(この画面で言いますと、右側へ、ですね)

小黒2丁目交差点に着いたら、左へ曲り、

産業館西通りを 南下します。


「産業館」とは、ツインメッセ静岡

(正式名称:静岡産業支援センター)のことを指します。当館では

毎年5月に開催される、「静岡ホビーショー」が有名です。

さっすが 模型のまち、静岡!


鉄バス郵のブログ-静岡200か48 南郵便局ツインメッセ前


通りを進んでいると、静岡200か48号車が

南郵便局ツインメッセ前バス停を ちょうど

発車したところでした(14:07発、県立総合病院行)。


70系統、県立病院高松線。

登呂エリア(駿河区)~静岡駅前・新静岡~

駿府公園 西側・北側(都心部)~安東エリア~北安東エリアと結び、

都心を挟んで 南北を1本で結んでいる路線で、日中は

10分毎 又は 12分毎に 運行されています。


駿河区側、登呂二丁目バス停から 少し歩けば

登呂遺跡もあり、同遺跡へのアクセスとしても便利です。


小鹿・唐瀬 両営業所の共管路線で、この車両に 添付されていた

シンボルマークは「コアラ」・・・唐瀬営業所所属車です。


南郵便局ツインメッセ前バス停 後方の信号、

静岡市の都市計画道路 丸子池田線を渡ると、


鉄バス郵のブログ-静岡南郵便局

鉄バス郵のブログ-日本郵便 静岡南支店

郵便局株式会社 静岡南郵便局、及び

郵便事業株式会社 静岡南支店があり、

郵便局の方で 風景印をゲットしました!

(10月1日、日本郵便株式会社 静岡南郵便局に統合。)


局を出たら、入る前に渡った信号を 再び渡り、

都市計画道路 丸子池田線を西へ 少し進みました。


これは、この巻を作成している時に 分かったことなのですが、

丸子池田線を 西へずっと進むと、安倍川が横たわって

いるんです。それを越えるのが静岡大橋で、

渡ると 旧長田村域。東海道線を鎌田ガードでくぐり、

鎌田交差点で長田街道を越えれば、丸子へと至るんですね。


標高63mの 小高い丘、


鉄バス郵のブログ-八幡山城址

鉄バス郵のブログ-八幡山頂から 日本平を望む

鉄バス郵のブログ-八幡山頂から 谷津山・東静岡を望む

八幡山(やはたやま)城址があり(石碑は 下りた後、

反対の北西側で撮影)、南東にはツインメッセや

日本平(標高307m)、北東には

谷津山(同108m。先程の春日町駅は南麓に位置します)

東静岡がそれぞれ眺められます。


静岡平野は、関東平野や 中京の濃尾平野と比べると、直ぐに

山が迫っていて、とても小さいです。更に その小さな

平野の中に、低い標高の日本平・八幡山・谷津山が

ポコッポコッと盛り上がっているという、特徴があります。

また、都心北側の静岡浅間神社の裏手、賤機山(しずはたやま

/「静岡」の名の由来)から先は、平野を切込むかの様に、

山地が ずっと北方の山脈に向って延びています。


午後3時、JR静岡駅を通り抜けて 葵区側に戻り、

鉄バス郵のブログ-静岡中央郵便局

静岡中央郵便局に入り、

郵便局株式会社静岡中央局と、

郵便事業株式会社 静岡支店(ゆうゆう窓口)

利用しました。

(10月1日、日本郵便株式会社 静岡中央郵便局に統合。)


支店の風景印は 以前ゲットしてあります。

じゃあ 今回は? 前々回、

「駿州を東から西へ 【普通 島田行 & 東海道 丸子宿】」

の中で、

静岡みずほ局で、日中国交正常化40周年

 記念切手を1シート購入しました」と 話しましたね。


同切手の発売初日は、前々日の(9月)4日。

その4日は仕事があったので 押印機の消印は

ゲットできませんでしたが、10日までなら、

静岡中央局静岡支店でも 特印(特殊通信日付印)

用意されていたので、それなら ゲットしない訳が

ありません.。特印 ゲットだぜ


鉄バス郵のブログ-静岡音楽館 AOI

同じ建物の中には、

静岡音楽館AOI も同居しています。

では また、新静岡へ。大都会の中の

元気な商店街、呉服町名店街を通って、

新静のターミナルに向いました。


鉄バス郵のブログ-江川町交差点

新静のターミナル手前は、五差路の 江川町交差点。

奥は JR静岡駅です。


左側の 交差点に面しているビルは、REVIVE2007。

通称 「ど根性ビル」。皆さんもご存じのとおり、’00年代中頃、

耐震偽装事件が 大きな社会問題になりました。この箇所には、

既に 12階建てのビジネスホテルが完成していたのですが、

耐震強度が不足していることが判明、解体。

「2007」が示すとおり 5年前、このビルが再建されました。


あの事件では、自分の住む(又は、これから 住むであろう)

マンションが 耐震偽装のために 住めなくなり、しかしローンが

残り、人生が狂わされた方々が います。屈辱的な事件からの

「復興」の願い、そして 「2度と あんな過ちを繰り返すな!」

という訴えが 聞こえてきそうです。


鉄バス郵のブログ-静岡県庁

江川町交差点から 後(北側)を振り向けば、

駿府城の堀が残り、旧城内には、

静岡県庁が建っています。


左側の東館の・・・この画面では 後方には、

1937(昭和12)年に建造された本館が建ち

(帝冠様式。神奈川・愛知 両県庁、名古屋市庁舎も 当様式です。)、

その シックな本館1階には静岡県庁内郵便局があり、

風景印をゲットしたことがあります。


東館の横、より高層な庁舎は、別館です。

警察本部、災害対策本部が設けられ、防災拠点の

要となっています。その防災拠点で 楽しめるのが、

21階 富士山展望ロビー!!

そうです、富士山、静岡平野、駿河湾、葵区内の

旧 安倍郡の山並みが 眺められますよぉ~。


休館日は、毎月 第3土曜と その翌日 日曜、

元旦早朝以外の年末年始。

利用時間は 曜日や季節によって 短縮もありますので、

県のホームページを ご参照下さい。

察官の方々が警備しているので、入館する時は

緊張しちゃうでしょうけど、それは ほんの僅かな間です。

(おととし、同行している友人を 誘いましたヨ。)


午後3:30、cenovaに戻りまして・・・と、

その後 どうしたのかは、次回 お話しします。