こんにちは、鉄バス郵です。
昨日(1月)15日、茨城県の龍ケ崎市に行ってきました。
さて、タイトルの「じょうしゅう」とは、
群馬県の「上州」(上野國)のことではありません。
茨城県の大部分、「常州」(常陸國)のことです。
利根川を越えたら 茨城県ですが、旧國でみると、
取手市域と 千葉県東葛飾地域は、同じ 下総國です。
デッドセクションで有名な 藤代を出て、小貝川を渡ると、
そこからが 常州(常陸國)です。
(「常陸」の由来は、海の幸、山の幸に恵まれ、気候も
温暖で 住み良きところ という一説があります)
さあ、常州の玄関口、龍ケ崎へ・・・
クハE233‐2012 新松戸】
先ず、茨城県へは、常磐線 各駅停車 取手行で入ります。
新松戸8:19発、「朝の」各停 取手行は これが最後です。
時折 茨城県に出かけることはありますが、常磐線の
各停で 入るのは これが初めてなんですよ。
ちなみに、代々木上原を7:23に発車し、取手には8:38に到着。
比較的 長い距離を走る訳ですが、常磐線内では 特急などの
待避は一切ないため、早く終点に着けるんですね。
快速線の橋梁の架替え工事が進む 利根川を渡り、
茨城県 取手市へ。
取手では 8:46発の 普通 土浦行に乗換え。
普通到着までの数分間、関東鉄道(以下、関鉄)
常総線の2309編成を目撃。
昨春開業の ゆめみ野駅のPRが目を引きます。
窓下・ドア間の広告は、関鉄の伝統と言えますね。
フルラッピングではないですが、この様な 大きめの
広告は、東日本では茨城で 古くから普及しています。
この1コマを撮った後、直ぐに 土浦行
(K468+K401の 15両編成)が到着、乗りました。
15号車のボックスシートに腰かけ、2駅間
束の間の「汽車旅」です。さ、小貝川を渡りました。
佐貫駅東口。稀勢の里の大関昇進と、
千昇の幕下優勝を祝う 横断幕が掲げられていました。
さて、ここから 東の方へと向かうのですが、
これから乗る アレを撮らなきゃ・・・
ですが)へ移動。しばらくすると、踏切が鳴りました。
竜ヶ崎9:11発のディーゼルを撮影・・・
そうです!関鉄 竜ヶ崎線の予備車、キハ532。
週末 土曜又は日曜の いずれか1日、9~14時台、
同車が定期運行されます。ホームページで
1月15日は運行日であることが告知されていました。
折返し 佐貫9:20発に乗車。
同車の車内、佐貫寄りのシートに腰かけました。
右側の青いステッカーで示されていますが、
竜ヶ崎線と 常総線(水海道~大田郷)では
データイムに 1人1台で 自転車を持込むことが
できます(ステッカーは 優先スペースの案内です)
・・・が、混雑時は持込めない などの制約を留意する
必要もありますね。
片開きのドアー、幅は1m位かな・・・。ラッシュ時は 後輩の
キハ2000形(幅1.3mの両開き)よりも 乗降がかかって
しまいますから、予備運用のラッシュ時、2両編成の場合、
必ず竜ヶ崎寄りに連結されるのでしょう。
9:27、竜ヶ崎に到着。そして :29、直ぐに発車!
佐貫寄りの前面を撮り、さあ 竜ヶ崎寄りの方を
撮ろう・・・としたら もう発車間際。
当駅寄りは右側運転台、竜ヶ崎線の象徴ですね。
そして、こちら側には ホロが付いていませんね。
正面には、昨夏の同線開業 111周年を祝う
ステッカーが添付されています。
竜ヶ崎駅舎。ここから バスに乗る(画面左側)のですが、
その前に・・・
キハ2000形を撮りましょうか。駅寄りには、2002号車。
よく見ると、運転台の反対側には 乗務員室扉が
設置されていませんね。2000形の 竜ヶ崎線仕様です。
2001号車。今年は辰年ですし、路線も「竜」ヶ崎線。
辰年記念のヘッドマークが掲げられていました。
この日も、(532号車の運行が終わる)15時以降に
運行されると、同社のHPで告知されていました。
なお この日、2001号車を撮影した場所は、公道と
関鉄の竜ヶ崎営業所(基本的には 立入り禁止のエリア)の
境界が分かりづらく、足元のアスファルトの割れ目を確かめ、
公道上に立っていることを確認の上、撮りました。また その公道も
狭いので、このブログをお読みの皆さんも、良識ある判断を
お忘れなく、撮影を楽しまれます様に。
532号車が 佐貫を9:38に折返し、:45に戻って
きたことを見届けて、直ちに駅舎に戻りました。
【土浦200あ553 竜ヶ崎駅】
龍ケ崎市コミュニティバスに 乗るためです。
ちょうど、この三菱ふそう ローザが到着したところで、
9:47、直ぐに発車しました。
路線は、Bルート 湯ったり館線。運行会社は
平成観光自動車。愛称は 「龍ぐうバス」。
目的地は 路線名のとおり、市北東端にある
湯ったり館です。コミバスの運賃は、大人・小児共に
¥100均一。先払いですヨ。
(これも話しておきましょう。関鉄の路線バスでも
データイム、龍ケ崎の市内間で乗降すると、運賃が
上限¥200になる割引サービスが実施されています)
駅→同施設の所要時間は、約30分。
城下町(市街地)、農業地帯、丘陵地帯のニュータウン、
旧街道筋、林の中と、車窓の移り変りが楽しめます。
市北東端の 大塚町・板橋町は、右回り(時計回り)で
走ります。道がクネクネしてますし、幅員も狭くて
車のすれ違いも難しく、ちょっぴりスリルがありますよぉ。
この画像は、板橋北停留所に差しかかる手前。
平らな土地の向う側に、(霞ヶ浦に至る)小野川が流れ、
湯ったり館停留所に到着。バスを遮る様に
電柱が建っている画像なんて ちょっと不粋ですが、
「バスを降りて 右に曲がったら 直ぐですよ」という
意味を込めまして・・・、ご容赦下さい。
553号車は、2分停車したら 10:19発車しました。
このBルート、次の便は 11:44発です。
「湯」でお分かりのとおり、ひとっ風呂浴びるために
バスに乗ってきました。朝の大塚始発便を除くと、
竜ヶ崎駅発のBルートは 1日5本。運転間隔が一定
ではなく、午後の便になると 2時間~2時間半と
開いてしまうため、午前の便を選んだんです。
さ、では 冷えた身体を あっためましょか!
温浴交流施設 湯ったり館。
龍ケ崎市農業公園 豊作村の敷地内にあり、
大人(高校生以上)¥500で 入浴できます。
「豊作村」の名のとおり、道路の反対側は
農業ゾーンとなっています。
僕が同館に来たのは 3回目です。
1時間余りでしたが、ゆっくり あったまれました!
11:44発のバスで 市街地に戻ります。
・・・ですが、長くなってきましたね。同時刻発の
バスに乗ってからの話は、午後編に回しましょう。