(広島大会関係は、ちょっと一休み)
  いよいよ、都知事選が告示されたようだ。
  小生が選者を務める紙誌においても、都知事選をテーマにした作品がたくさん投稿されてきている。残念ながらこのブログでは紹介できないが、なかなかユニークな作品が目白押しである。小生選の、読売千葉版や『月刊正論』、その他の川柳誌をどうぞご覧ください。
  さて、都知事選。
 何も今回の都知事選に限らないが、近年の選挙は、サービス合戦に終始しているようだ。公約は有権者(とくに老人)におもねった内容ばっかり! そう感じませんか?
 「○○無料」「△△やります」、財源も語らず(もっとも東京都は大のお金持ちだが)キレイごとばっかり、ですな。ウンザリです。
 誰かいないんですかね。
 天下国家と未来を見据えた政策を打ち出せる硬派の候補者は?  有権者(それ以上にウルサイのがマスコミ)からの批判なんぞ恐れず、票にならないことを真正面から訴える骨のある人物は?
  国レベルで申し上げるならば、「少子化対策の実を上げるために、老人の年金は大幅に切り下げましょう!」、……なんて、いないだろうね(笑)。
  政策や公約のベクトルが、「公」から「私」へとだんだん移って行ってます。とりあえず、目先の票が欲しいのです。「私」に手厚くすれば、票が取れるからです。
 有権者には受けたい。新聞には叩かれたくない。□□の団体標は欲しい、……。
 今はまぁ良い、のです。しかし、近未来が心配。
  以上、本日はココまで。
 写真(風鈴と浴衣)は、記事とは関係ありません。