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 前々月号(5月号)の目次ですが、『中央公論』誌。なかなか面白かった。
 題して、「日本に根ざす閥の研究」。
  いま話題の「派閥」に始まって、「学閥」「財閥」「郷土閥」「閨閥」(←気づかなかった!)などなど。「派閥はケシカラン」などと紋切り型で吠えても、リアリズムにはほど遠いような気がします。
 生きている人間は、何らかの「群れ」の中で格闘をしているのですね。
  ほかに、特集「『ほぼトラ』のアメリカ」も。
 そのなかでも、「バイデンの不人気は高齢のせいだけではない 『ポリコレ』疲れのアメリカ人」(辰巳由紀)が出色。
  以下、概要だけでも書き抜いておく。
(ア)年齢
(イ)経済政策
(ウ)不法移民問題(キレイごとでは解決しない。「津波」のように押し寄せている現実)
(エ)エネルギー政策(米EV自動車、910万円)
(オ)ポリコレに対する疲弊感(「逆差別」問題や、小学校低学年から「同性愛」を教えている現実、等。)
(カ)キャンセルカルチャー(かつての英雄・南北戦争時のリー将軍名の高速道の名称変更などの事例)
  以上、「読書ノート」メモより。