昨日(5/24、金)午後、これまであまり縁のなかった皆さんに対して、講演をする機会を頂戴しました。「青色申告会総連合」の、しかも青年部(!)向けの講演、でした。演題は、「日本語の魅力と川柳」にいたしました。

 そもそも「青色申告会」とはどんな団体なのか? 名前くらいは聞いたことがありますが、あとは皆目見当がつきません。まぁ、せっかくのオファーでしたから、皆さん方のご要望が奈辺にあるかを探りながら、参加者の反応をも見ながら、楽しくお話をさせていただきました。

 約2時間。質疑応答の際には、こんなホンネが飛び出しました。

《肩書きには「一般社団法人・全日本川柳協会副理事長」とあったので、とっつきにくい先生だとばかり思っておりましたが、楽しく聞かせていただきました。川柳にはままりそう?》

 ……有り難うございます。

 そもそもご依頼の趣旨には、以下のような背景があったようです。

(ア)言葉の行き違いが多くなった。

(イ)人間関係の構築が難しい。

(ウ)自分たち青年部と、長老たちとの世代間ギャップもある。

(エ)そんななかで、川柳に注目した。

(オ)日本語の難しさとあわせて、お話を聞かせて欲しい。

 上記のような次第で、川柳に着目していただきました。コロナ下、もしかしたら、こういったご要望が増えてくるかも知れませんね。

 そうそう、昨日はオンラインでも聴講していただきました。さらには投句も受け付け、その場で選とコメント。充実の午後となりました。スタッフの皆さん、お世話になりました。

 写真は、会場の全国町村会館1Fロビー、です。