写真(左)は、『ぬかる道』5月号です。

 ご案内が遅くなりましたが、今月号は52ページにも及んでおります。川柳の雑誌でこのボリウム感。しかも、月刊なのです。皆さん、思う存分味わってくださいナ。

 何と言っても、講演録「令和の短歌に登場したもの」(米川千嘉子)が圧巻でした(写真右側)。米川先生の7ページにわたる論考と、その後のミニ討論会3ページ半。コレだけでも、『ぬかる道』読者になる価値が充分あります。読み甲斐もいっぱいです! 自画自賛ではなく、自信を持ってそう言いきってしまいますね。実際、すでにそのような感想が寄せられてきております。有り難うございます。

 川柳誌から「評論が消えた!」という嘆きを聞くようになってから久しい! どの川柳誌も作品ばっかり。しかも同工異曲の句ばかり。これでは、川柳界の外側にアピールすることなど出来ませんよ! 残念です。小生は、ずっとずっとそう指摘しております。

 なお、『ぬかる道』誌は1冊500円(〒共)。年間購読料は、5,000円です。