昨日(5/9、木)午後、麗澤大学にて安全保障関連の講演を聞いて参りました。

 講師は、元陸上幕僚長岩田清文氏。最近テレビでも露出されておられる、あの方です!

 演題は、「戦後~『国家安全保障戦略』(2013年)策定まで」。

 結論的に申し上げれば、感動しました。すばらしかった! 論理は明瞭・明解、じつに歯切れのよい講演でした。戦後もっとも厳しい安全保障環境の中にあって、現役時代いかにして国家と国民を守るか、いかにして安全保障の戦略を立てるべきかに腐心してこられた岩田氏。現場を預かる立場からの仕事や体験、苦悩をも、率直かつ具体的に語っていただきました。時として、憤懣やる方ないと言わんばかりに、往時の屈辱的な仕打ち(政府、与野党、マスコミ等々)に対して不満をぶちまけたりもしておりました。結構じゃないですか、そういった語り口も。氏のまっすぐな性格の表れでしょう。小生などは、むしろ好感を持ったくらいです。

 最近でこそ変化を見せておりますが、「自衛隊=屈辱」の時代が長~く続きましたよね。軍事や戦争は話題にすることすらトンデモナイ、そんな時代が長く続きました。今でも、一部野党やマスコミの「自衛隊=悪」論は根強く残っております。ちょっと隙を見せればすぐ叩かれます。「安全保障戦略のあるべき姿」を、今後さらに模索していく必要があるでしょう。

 講演は、来月も続きがあります。

 小生、安全保障オンチですが、次回も引き続いて受講いたします。勉強します。

 

 

 

 

 

 この方、とても素直で