寒い寒い一日でしたね。

 本日(2/16、火)は、選者研究会の例会日でした。

 北風の冷たさが身に堪えましたが、部屋の中では実にいい感じで選者研究会の小半日を終えることが出来ました。中身、充実しておりました。参加者の皆さん、お疲れさまでした。

 本日のテーマは「短歌的叙情と川柳」としました。来月のオープン講座(米川千嘉子先生の講義「令和の短歌に登場したもの」)に向けて、多少「予習」的な意味合いで講義を展開しようとしたのでした。しかしながら、あまり先入観念を与えてもイケナイと思い直して、短詩型文芸の主として「余韻・余情」に焦点を当てて講義を展開しました。

 説明句や報告句を避けるにはどうしたらよいのか?、少し理論的な解説も試みたのです。ヴォルフガング・イーザーの「受容理論」も紹介しながら。

 後半は、「年賀吟・年頭吟」の合評会でした。皆さんのコメントのレベルが上がってきたので、代表世話人としては嬉しい限りです。

 写真は、講義風景(撮影は、倉林修さん)。有り難うございました。