先週の金曜日(7/7)午後、麗澤大学の講座を受講して参りました。講義を受けて参りました。
  ビックリしないでくださいね。受けてきた講義はナント「茶道文化史」(深山宗径先生)。今回のテーマ「禅の古典に茶の心を読む」。その第1回は「茶道と茶掛・墨蹟」でした。
 えっ?、「江畑哲男に似合わない」ですって?? すみませんねぇ。でもでも、すばらしいお話でしたよ。
  冒頭の自己紹介と茶道とは?、がよかった。勉強になりました!
 お茶とは「総合芸術」、「日本文化の集大成」。うんうん。そうだろうと考えて、日本文化の勉強と思って、この講座を申し込んだのでした。
  いつか訪ねた出光美術館の茶室が映し出されたり、劇作家・評論家の山崎正和の話題が出て来たり、無粋者の小生にも親しみが持てました。ついつい惹き込まれました。何でも山崎正和氏は、深山宗径先生の恩師だとか(法政大学で哲学の講義を受けた、とか)。小生的には、森鷗外の研究家という印象(『鷗外 闘う家長』は衝撃!)です。山崎正和は、旧満州の瀋陽の生まれ。幼時には、ソ連軍の暴虐を目の当たりにしております。そう言えば、山崎正和のデビューは、たしか『世阿弥』だったはず。文部省の中央教育審議会の会長も務めたこともありました。フトコロ深い研究者だったのですね。
  川柳を教えるからには、日本文化全般の勉強もしていかないと、そう考えております。今週・来週と、3週間にわたって講義があります。楽しみです。