雑誌『正論』の発売日は、本日・12月1日です。硬派のオピニオン誌『正論』1月号を、ざっと見ですが目を通しました。注目すべき特集や記事満載でした。
 なかでも小生が注目したのは、柚原正敬氏の「日台交流基本法がやはり必要だ」です(写真)。特集「外交関係なき日台」の一つでした。
 柚原氏は「台湾が国際的な重要度を増している」として、「法治国家のわが国は台湾との政府間対話を進める基盤として、法の整備をしなければならない」と訴えております。仰るとおりでしょう。「うん・うん」、「なるほど、ナルホド」と相づちを打ちながら、読み進めました。
 途中、「いささか余談めくが……」というくだりがありました。米国連邦議会でことごとく対立する共和党と民主党が、なぜ台湾問題(対中姿勢)では(多少の温度差はあっても)足並みが揃うのか。いささか不思議でした。日本では考えられませんよね。
 そのあたりも、柚原氏の解説でよ~く分かりました。
 柚原氏曰く、「米中経済安全保障調査委員会については、年次報告はニュースになるのですが、成り立ちを解説したものがほとんど見られないものですから触れました」と。さすが、日本李登輝友の会の事務局長です。
  柚原論文ほかは、今回割愛させていただきます。
 おっと、イケナイ。「せいろん川柳欄」(江畑哲男選、329ページ上段)も頑張っていますよ! お見逃しなく(笑)。