2年半ほど前から、『正論』川柳欄の選者を務めています。川柳仲間からも応援をいただいております。
 『正論』は、産経新聞社が発行する月刊誌(写真下)。毎月1日発行の硬派のオピニオン誌です。
 同誌は言います。
《世界情勢が目まぐるしく変化する中で、日本はどうすべきかを問う雑誌です。日本が日本でなくならぬよう、誇るべき歴史、受け継いできた志を正しく伝えたい。昭和48年の創刊以来の思いをこれからも変わることなく、一つ一つ紡いでいきます。》
  おっと、PRになってしまいました(笑)。
  昨日から本日にかけて、同誌川柳欄の選と選評を終えました。ほっとしています。
  何と言っても、凶弾に倒れた安倍元総理を追悼する句が目立ちました。しかしながら、あまりにも衝撃的な事件だったがゆえに、川柳作品に昇華するのはかなり難しかったようです。選も選評もいつも以上に悩みました。それでも、安倍元総理急逝をテーマにした作品を秀逸句として取り上げました。
 8月1日の発行です。
 書店で『正論』誌を見かけた場合は、ちょっと覗いてみて下さいナ。「せいろん川柳欄」は雑誌の後ろの方の「編集者へ、編集者から」コーナーの一角にあります。

ニッポンが好きと言えない日本人」(江畑哲男)