『僕はのりちゃんである』 | 本カフェぐりーんりーふの読書感想文

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わがままきままなブログです。

 

 

医師の吉野敏明氏が

飼い犬の教明(のりあき=のりちゃん)がしゃべってる体で

書かれた一冊。

 

薄いし、題名からして軽い感じの読み物かと思いきや

なかなか濃くて専門的なお話の内容でした(^▽^;)

 

人間(だけでなく他の生き物も)の言葉がわかるのりちゃんが

お父さん(吉野敏明氏)が自分に向かって話をしてくれることを楽しみにして

 

その内容をしゃべっているという形ですが

 

世界の歴史、日本の歴史、

量子物理学の話、コロナの話、

経済の話、もちろん専門分野の医療の話などなど

 

この薄い本にぎっちりです!

 

かいつまんで要約するのは

私には無理~~~あせるという感じ。

 

お父さんが年に400冊の本を読んでいて

並べると8mになるそうで(≧▽≦)

とても忙しい方なのによく本を読む時間があるなぁと思います。

 

もともと歯科医さんですが

とても広い分野の勉強をされていて

 

知れば知るほど

きっと役割を持って今世に生まれてこられた方なのだろうと感じます。

 

一度、ご本人の講演会でお話を聞きましたが

自分で「お笑い担当です」と言われるくらい、

軽い感じでお話されるのですが

内容が凄くて深くて

もっと聞きたい!と思わせるお人柄でした。

 

何より、公明正大で純粋な生き方が気持ちよく

尊敬できる人だと感じます。

 

ちょっと難しいけど(私には^^;)

おもしろい一冊でした。

 

最後に、数年後、のりちゃんは人間に生まれ変わるんです(^O^)