『我慢して生きるほど人生は長くない』 | 本カフェぐりーんりーふの読書感想文

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わがままきままなブログです。

 

『我慢して生きるほど人生は長くない』 鈴木裕介 著

 

内科・心療内科医の著者が

身近な人の自死をきっかけにメンタルヘルス支援活動を始め、

さまざまな生きづらさを抱える人の話を聞き

 

周りに振り回されずに自分ルールで生きることで

生きる価値を見出す方法を伝えていく。。。。

 

といった内容の本です。

 

 

目次に書かれた大きな項目は

「我慢せずに生きていくための公平で安心な人間関係の作り方」

「会社や社会に疲れてしまった人への処方箋」

「思い込みを捨て、自分らしい人生を取り戻す」

「誰にも振り回されず、自己肯定感を保つには」

「「心地よくない」「楽しくない」と感じたものは捨てていく」

 

仕事の悩みのほとんどは人間関係と言います。

また最近はSNS疲れなどもよく聞きます。

 

 

大雑把に分けると

自分軸で生きられる人と

他人軸で生きてしまう人がいると思うのですが

 

とかく人間関係での悩みは

他人軸で生きてしまう人が抱えるのかな?と思いますが…

 

私自身も若い頃はそうだったので

(今もその傾向は大きいけれど)

そこに気付くだけで

 

「あ そうだった。」と立ち返ることができるようになる。

自分の楽な立ち位置へ戻ることができる。

 

 

自分の価値観を大切にできることは

とても重要なのだけど

 

自分でもグラグラと揺れてしまい

ブレてるな…と感じることはよくあります。

 

あるいは自分の価値観にこだわりすぎて

でも周りとの摩擦を避けて悶々とする…

ことになってしまうのかな?

 

そこも気付くと楽になるんですよね。

 

年と共に、そこの線引きもうまくなっていくのは

心臓に毛が生えてきたってことなのか…?(笑)

 

 

 

自分は自分のままで大丈夫!

と思えることが一番幸せですね。

 

凹んでてもブレてても

全部の自分を受け入れるには

勇気もいるし、難しいことではあるけれど

 

まずは周りの情報を遮断してみるのもいいかも?(^▽^;)

 

人は一人では生きていけないから

他人の影響を受けたり力を借りたりすることは

もちろんあるのだけれど

 

必要以上に立ち入らせたり丸投げしたりして

自分と他人との境界が曖昧になってくると

かなり苦しくなりますね。

(いきなり距離感が近い人ってちょっと苦手(^^;)

 

また、人を自分の価値観でジャッジしないということも

心穏やかに過ごせる秘訣かなと思います。

 

「おもしろがる」と言ったら語弊があるかもしれないけど

自分と違うものを楽しめたら

世界も広がるし(^O^)

 

 

心が疲れている人におススメの一冊。

 

 

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