「暦」って知っているようで知らないことが多いなぁ~と感じました。
著者は「開運アドバイザー」をされている実業家の方。
「お彼岸」「お盆」「五節句(端午の節句や七夕など)」「土用」「旬」
単語としての言葉は知っているけれど
どんな意味を持っていて
さらに開運につながるのか
あまり考えたこともなかった分野でした。
読んでいくと、昔の日本人って
感覚でわかっていたのかな~すごいな~
と思います。
「陰陽五行」と関りのある大事な暦を
生活の中に取り入れるとなぜいいのか、
なぜ開運につながるのかといった内容です。
桃の節句や端午の節句、七夕などは知っていても
あまり知られていない、9月9日の「重陽の節句」
知らなかった。。。。。
長寿や健康、またお金に縁のある日なので
財布を新調するにもいいらしいです。
所々に、とても気になるワードがあります。
「喜楽に」
喜怒哀楽の「怒」と「哀」を除いた「喜」と「楽」
「気楽」という言葉を聞くと
力を抜いて適当に、みたいな印象だったりするけれど
「喜んで」「楽しく」やる、と捉えると
大変だと思えるようなことも
「大変」も「おもしろいこと」に変換できるのかも。
「不安」はいいけど「不満」はよくない
「不安」というのは前に進んでいるからこそ。
漠然とした不安と言うのはあるのものですよね。
でも「不満」というのは、何もしない人が持つことが多く
運気も低迷して、楽しくなくなります。
結局、自分の感情が運気を左右するということなので
他人じゃなくて自分でどうにかできるもの。
と考えると、なんとかなりそうな気持ちが沸いてくるよね(笑)
親しい農家さんも言われていたけれど
「新暦」よりも「旧暦」のほうが合ってるんだな~
知っているようで知らない「暦」
楽しく読めました
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