起業家のミカタ、
ライティング代行のシカタです。
昨日はなぜか2日連続で
『め』の付く言葉をお届けしてしまいましたが、
今日の五十音ブログは『も』
はい。
五十音順にちゃんと進めてまいりますよ。
『も』の付く言葉ということで
今日は『森』にまつわる話を書くことにする。
あれは確か
中学生の頃だった。
友人の一人が
心理テストをしようと言ってきたのだ。
心理テストといっても
ガチな感じのではない。
よく雑誌なんかに載っている
お遊び要素の強い、あの心理テストだ。
友人は静かに、
そして
なぜか標準語のアクセントで
こう言った。
「まず『森』を思い浮かべてください」
なんで標準語なんだろうと
疑問を持ちつつも
私は自分の脳内に意識を向け、
『森』を思い浮かべた。
「思い浮かべましたか？」
うん。思い浮かべた。
思い浮かべたけど、
なんでさっきから
いつもと違う喋り方してんの？
と
尋ねたい気持ちを抑えつつ
私は頷く。
友人は、
いつもと違う喋り方で続ける。
「では、あなたは
どんな『森』を思い浮かべましたか？」
「うーんと･･･
･･･
･･･
･･･
･･･
･･･
･･･
深緑色で
明朝体で
漢字の・・・」
「お前、ふざけんなコラ！」
ここでやっと
友人はいつも通りの喋り方に戻った。
いやでも、
マジで思い浮かべたのは
深緑色で
明朝体で
漢字の『森』だったのだ。
ふざけて言ったわけでない。
なのに
友人にはめっちゃ怒られた。
友人によると
思い浮かべた『森』の様子が
その人の今の心理状態を表す
らしいんだけど、
私の心理状態ってどんなだったんだろう。
さて、ここで心理テストです。
『森』を思い浮かべてください。
思い浮かべましたか？
では、
あなたが思い浮かべた『森』は
どんな『森』ですか？
深緑色で明朝体の漢字以外の『森』で
お答えください。
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