【五十音ブログ㉗】いくつになっても『本来の自分』を取り戻すことはできる | あなたを『書ける人』にする!起業家専門ライティングコンサルタント シカタはミカタ。

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今日の五十音ブログは『ひ』

 

 

 

 

『ひ』の付く言葉で

私が思い浮かべたのは『引っ越し』

 

 

今日は『引っ越し』にまつわる話をしよう。

 

 

 

私は子どもの頃、

2回引っ越しを経験し、

2回転校している。

 

 

私が

「2回転校したことがある」

と言ったら、

 

「え?2回転したん?」

と聞き返されたことがあるが、

 

回転はしていない。

転校だ。

 

 

 

 

 

 

一度目の転校は

小学校1年生の6月だった。

 

 

転校後、

ツラい思いをしたのが

音楽の授業だった。

 

 

それまでに通っていた小学校では

音楽の授業といえば

みんなで歌を歌うことが多かった。

いや、歌を歌うこと以外していなかった。

 

が、

転校したらいきなり

「ハーモニカを吹きましょう」

と言われた。

 

 

ハーモニカを初めて手にした私には

もちろんハーモニカの吹き方はわからない。

 

みんながハーモニカを吹いている中、

ただただ

困り顔でハーモニカに口をあてるだけ。

 

 

すると

先生が

数名の児童の名前を呼び、

こう言ったのだ。

 

「ちゃんと吹けない子は

前に出なさい」

 

 

教室の前方、

黒板の前に並ばされた

私を含む児童達は

先生に

「なぜちゃんと吹けないの?」

と怒られたが、

怒られて吹けるようになるものでもない。

 

でも先生は怒りながら言う。

 

「早く吹きなさい」

 

 

前に立たされた生徒はみんな

半ベソかきながら、

ただみんなの前に晒された。

 

 

この一件以来、

私は音楽の授業が大嫌いになった。

 

 

 

その後、

学年が上がり、

リコーダーを吹くことになるのだが、

音楽への苦手意識から

リコーダーもろくに演奏できなかった。

 

 

だから長年

私は音楽嫌いだ

と思っていた。

 

 

が、中学生になり、

友達に勧められた曲を聞き、

そこから

音楽が好きになった。

 

 

高校時代は

レコードは私の宝。

レコードは私の財産。

と思っていたくらいだ。

 

 

 

 

そして

数年の時を経て

今では

人前で歌うのも

わりと平気

という変貌ぶりだ。

 

 

 

バンド組んだこともないのに人前で堂々と歌ってみたりw

 

 

人は変わる。

いくつからでも変われる。

 

いや、

『変われる』というより

何かしらの事情で見失っていた

本来の自分を

取り戻すことができる。

 

 

 

 

もしも

嫌いだと思っている物事があるなら、

 

それを嫌いになったきっかけは何だったか?

それを嫌いになる前はどうだったか?

 

を振り返ってみると

案外

本当は嫌いではなかった

と気づくこともあるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

・・・って、

『引っ越し』の話はどこ行った?w

 

どこへ着地するか

本人にもわからない五十音ブログ、

明日は『ふ』の付く言葉をお届けします。

 

 

 

 

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