あなたの人生をあなたらしく楽しくするシカタです。
「あなたのためを思って言ってる」
というセリフを時々聞きます。
この「あなたのため」は
どの程度「あなたのため」なんでしょう。
また、本当に「あなたのため」なんでしょうか。
うちの長男は中学の頃不登校になりました。
学校に行かず、
毎日家でひとりお弁当を食べる姿を
悲しい気持ちで見ていました。
とにかく学校に行ってほしい。
でも行こうとしない。
なんで?なんで?なんで?
そんなことを思いながら
重たい気持ちを抱えていました。
そしてこんなことを息子に言ったことも。
「君の将来のために学校行きなさい」
と。
で、ふと思ったんです。
私はなぜ息子に学校に行ってほしいのか、と。
学校に行ってほしい理由はこんな感じでした↓
〈理由その1〉
学校に行って友達と楽しく過ごしてほしいから。
でも、
楽しく過ごせる友達って学校にしかいないんだろうか。
そもそも、
学校にいる子達と過ごすことは息子にとって楽しいのだろうか。
〈理由その2〉
学校に行って将来のために勉強してほしい。
でも、
勉強って学校でしか出来ないものなんだろうか。
私が教えるのは難しいにしても、
学校以外の場所で教えてもらう方法はないんだろうか。
そもそも将来のためってなんだろう。
進学?就職?
仮に就職だとして、
学校に行かないと就職できないのか。
高学歴の方が就職先の幅は広がるかもしれないが、
それは息子が望んだことなのか。
私は息子にどうなってほしいんだろう。
学校に行ってほしい理由を考えてみて、
改めて自分に問うてみました。
で、思ったこと。
息子に一人でも生きていける力を付けてもらいたい。
だって、
親がサポートできることやサポートできる期間は限られてるから。
自分の力で自分が幸せだと思う人生を送ってほしい。
これが私の答え。
だったら
学校に行く必要はある?
学校が不要だとは思わない。
でも必須かと問われたら「否」と答える。
心が削られるほどシンドイのに
学校に行く必要ある?
答えは「否」
行きたくなかったら行かなくてもいいよ。
私は息子にそう伝えました。
で、彼は彼なりに考え、
別の学校に在籍し、勉強することにしました。
(のちに元の学校に戻りましたが)
今は薄給だけど
自分がやりたい仕事かつ自分にやれる仕事に就いてます。
学校に行ってほしいというのは
私の勝手な思いであり、
決して「あなたのため」なんかじゃなかった。
「あなたのためを思って言ってる」
というあなたは
私のために言ってくれてますか?
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