と、常々思ってます。
絵本は大人だって楽しめる、文学であり芸術です。
てなわけで、
私のおすすめ絵本はこれ。

「うまれてきた子ども」 佐野洋子
うまれたくなかったからうまれなかった子ども。
でも、世界のいろんなものを見、触れ、
うまれたくなり、そして、うまれてきます。
うまれた子どもがいろんなものに触れ、いろんなことを感じ、
お母さんの存在に温かさや幸せを感じている様子が
心にグッときます。
かつて小学6年生のクラスで読み聞かせをした時、
女の子たちに好評だった絵本ですが、
子どもより大人、
特に子どもを持つ親にとっては心に強く響く作品だと思います。
幼かった次男に読み聞かせたとき、
「ぼくも生まれたかったから生まれたんやで」
と笑顔で言ってました。
母にとっては何よりもうれしい一言でした。