ef -a tale of memories 第11話 感想・レビュー ネタバレあり | 隠れ鍵っ子の泣きアニメの懺悔日記

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人には他人には言えない趣味があってもいいじゃないですか。社会的な地位、ご近所様に対する世間体。本当はそんなくだらないことにとらわれたくないけど、やっぱり気になるから人には言えない。だからブログで懺悔します。実はKeyで涙腺崩壊するのが趣味なんです。

AT-Xで再放送されているef -a tale of memories 第11話 ever foreverの感想・レビューです。後半はネタバレ篇です。

 

千尋と蓮治のクライマックス前篇です。前回のみやこ編で終わっていれば通常の☆4つで終わっていた作品ですが、この11話と次の12話の素晴らしい出来栄えにより☆5の神作品になっています。

 

涙腺崩壊アニメが手ぐすね引いて待っています。

 

詳しくはネタバレ篇で。

 

エフメモは当ブログで3つしかつけていない☆5の感動と涙腺崩壊作品です。そのため、ここ以降は第11話までを見られてから読むことを強くお勧めします。人生の大切な何かを失いかねません。
尚、efシリーズは以下のTSUTAYA DISCASでも見ることができます。

 

TSUTAYA DISCAS/TSUTAYA TV

 

 

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ネタバレ篇

 

千尋と火村の会話。

前半の部分で火村は「本当にお前らは似ているなあ」といいます。

 

それに対して千尋が「火村さんが待っていた人ですか?」

の問いに

 

「それも忘れたよ」と答える火村。しかし、画面は雨宮優子のステンドグラス。

 

 

 

小説の最後を一人で書き終えた千尋。でも何か様子がおかしい。

 

「蓮治君は私のたった一つの夢をかなえてくれるきっかけを作ってくれた。私はこれでもう…」

 

何かを決心する千尋。

 

「お礼をさせてください」

 

感謝の気持ちで素直に言葉が出た一言。

 

それに対して

 

「じゃあ、僕とデートしてくれないかな?」

 

そして、1日だけ恋人になる約束をする千尋。決心を一日遅らせる。

 

楽しいデートが終わり、二人は屋上へ。そして告白する蓮治。受け入れる千尋。何もかも幸せな一日。

 

その幸せな1日が終わった夜12時の学校。

 

蓮治は小説を読む。その間千尋は屋上に行ってしまう。


結末は女の子は全ての絵画を焼いてしまうものだった。そして、自分の屋敷も。そして、最後に残ったたった一つのごみも。

 

小説は二人の本当の関係を書いていたものだった。意味を悟った蓮治は屋上に駆け付ける。そこには千尋が。

 

「あの女の子にとって一番の幸せの結末なんです。やっぱり女の子はほかの人に触れてはいけなかったのです。さみしさを知ってしまうから。あの女の子は私たちだったんです」

 

 

蓮治君お別れしましょう。」

 

「私、ヒツジの話をしましたか? 鎖につながれて餌を食べつくしたら死んでしまう話。私は長さが12年という鎖につながれているんです物語を書くというのはその12年の私の夢でした。だから、それを書き終えたら私のすべてが終わるんです」

 

「最初から決めていたんです。この小説を書き終わったら蓮治君の前から消えようって。思い出に残らないように。人魚姫のように」

 

「でも、私は弱いから。これじゃ人後姫でなくシンデレラです」

 

楽しかった1日を振り返りそう思う千尋。でも12時は過ぎてしまった。

 

「蓮治君が私の心から消えるのは嫌だから。好きですと言えるうちにお別れしたいんです」

 

千尋にとって毎日蓮治との楽しい思い出が消えるのは耐えられない苦しみ。楽しみを知ってしまったばかりにさみしさを知ってしまう。

 

そして、蓮治君にとっても、毎日、昨日と違う私に会うのはつらいはず。そんな蓮治君を解放してあげたい。

 

千尋が屋上で言います。

 

「その私をあなたは抱きしめてくれました。

 

私のために苦しんで、私のために泣いてくれました。

 

だから、私は蓮治君にも幸せになってほしい。

 

不幸になってほしくない。

 

私と一緒にいたら蓮治君はこれからもずっと辛い思いをすると思います。

 

そんなの私は嫌です。

 

嫌いだから消えるんじゃないです。

 

私にも蓮治君を不幸にしない方法があったんです。

 

何もできないはずの私。それを見つけることができました。

 

褒めてください。

 

笑ってください。

 

いつもみたいに笑ってお別れしてください。

 

ごめんなさい。

 

さようなら」

 

そうやって彼女は蓮治と出会ってからの日記を破り、捨ててしまいます。

 

「これでもう、蓮治君を知っている私は消えました。これでもう、あなたを思い出すことはありません。これでもう、本当にお別れです」

 

ここでエンディング。

 

そして、エンディングの後、海岸に打ち寄せられた千尋の日記。そのあといつものように挿絵が1枚。その回のヒロインが書かれた挿絵が1枚。でも、その絵は千尋でなく、なぜか雨宮優子が。

 

う~ん、途中でパトラッシュ来ました。いいお話です。蓮治を思う千尋の気持ちで胸がいっぱいになります。

 

次回の最終回も楽しみです。

 

 

 

 

 

 

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