高次脳機能障害の治し方を述べる前にまず直近の高次脳機能障害の定義を述べます。
下記は、ALL About 健康・医療の執筆者:菅原 道仁の内容をコピーさせていただきました。
4つの定義です。
「記憶障害」
新しいことを覚えられなくなる「前向性健忘」と
昔のことを思い出せなくなる「逆向性健忘」の2つがあります。
「注意障害」
ちょっとしたことで気が散ってしまうため、本人が集中できる時間に合わせて、適度な休憩を促すことが必要です。
具体的には、会話や思考がとぎれとぎれになり、まとまりのない会話になったり、行動の内容に一貫性がなくなったりします。
「遂行機能障害」
計画性をもって行動したり、周囲の変化する状況に対応できなくなります。
話したり、書いたり、聞いたり、計算したりするなど、一つ一つバラバラな作業をさせても問題がないことが多いのですが、
組み合わせてやらせると要領よくできず、作業に支障が出ててしまいます。
思いつきだけで行動してしまい失敗したり、約束の時間を守ることができなくなったり、
いつまでも決断できず段取りが悪くなったりといった症状が見られます。
「 社会的行動障害」
頻繁に怒鳴り散らすなど、暴力的で子どもじみた行動を起こすことが多いですが、
逆に感情を失って無関心になるケースもあります。
急に泣き出したと思ったら、急に怒り出したりして、周りを困惑させてしまうこともしばしば。
以上の4つです。
では私の意見(高次脳機能障害の患者側からの意見)を述べます。