アニマルウェルフェアを実践されている福島のやますけ農園さんから卵が届きました~♪
新人ぴよさんの初たまごだからちょっと小ぶり(^^)
やますけさんは鶏の幸せを考えている養鶏家さん。(HPはコチラ)
できる限り自然な環境で鶏たちに生活してもらおうと努力されています。
ところで~
突然ですが質問です。
Q.海外では生卵が食べられないと聞きますがどうしてでしょう?
A.サルモネラ菌がこわいとよく聞きます。
Q.でも昔はみんな生卵を食べていたのに、何が変わってしまったのでしょう?
A.それは、安易に細菌・雑菌を取り除こうとした鶏舎の徹底的な「殺菌」や
病気の予防のために大量の「抗生物質」などを投与し続けた結果、
皮肉にも、ちょっとした細菌・雑菌にも負けてしまう弱い鶏をつくりあげてしまったことが原因です。
サルモネラ菌などの悪性と呼ばれる菌は、もともと空気中に存在していますが、健康な鶏の卵であればサルモネラ菌などなんのその。影響を受けません。
でも細菌・雑菌に勝てない体になってしまった鶏の卵には生命力も抵抗力もないので、サルモネラ菌が増殖し乗っ取られてしまいます。
サルモネラ菌がこわいわけではないのです。
負けてしまうような卵を量産していることがこわいのです。
日本でもだんだんとそういう雰囲気になってきています。
夏場はこわいから生卵は食べない とか 普段から生は控えている というかたもいますね。
でも本来、野生環境での鳥の卵というものは産んだあとすぐに冷蔵庫にいれなければ腐ってしまうということはありません。
鶏の卵も、健康なものならば保管は常温で大丈夫だし(夏場の密室などは別ですが)、1ヵ月くらい経っていても栄養的にも味的にもとくに変化はないそうです(賞味期限を過ぎているものは念のため火を通しましょう)。
日本でも、生卵は危険だから食べないほうがいい なんて誤った情報が蔓延する前に、
健康な鶏のおいしい卵をみんなで広めていきましょう!
というわけで、やますけさんの卵の話に戻ります☆
個人でお取り寄せだとどうしても送料が気になってしまうので、それだったらあえて卵食べなくていいかな…っなんて思ってたんですが、やますけさんの話をいろんなところでちょこちょこ出していたら興味を持ってくれる友人知人がなかなかステキな数になってきまして(^v^)
それでわたしが直接手渡しできる範囲の人たちの中で共同購入を始めることにしました。
やますけさんのご提案で
この秋から卵を産み始めたばかりの新人ぴよさんグループの卵をこれから定期的に届けていただくことに。
同じぴよさんの卵を定期的に届けてもらえるということは、身体の成長とともに大きくなる卵のサイズや、新人ぴよから熟女ぴよへ成長していく過程の味の違いも楽しめるそうです。
卵から自然のサイクルを感じ取れるってなんかステキじゃないですか。すごく楽しみです。
やますけさんの農園でも鶏たちはだいたい2年でリタイア(=屠畜されお肉へ)になります。
なので、卵食べることってお肉食べるのと変わらないんじゃないかって思うこともあります。
でも、卵を食べるという文化がなくならない以上、鶏舎の間違った進化は進む一方。
やますけさんのような農家さんをサポートして賛同者を増やしていかなければ、2年間狭い金網の中で過ごす不幸な鶏を減らすことはできません。
だからわたしは、アニマルウェルフェアを実践されている酪農家さんの卵はおいしくいただくことに決めました。
今回は希望者12人で合計135個を注文。
ひと家族1か月あたり約10個。
卵1個90円という値段ですが、みなさん卵の価値をわかってくれているステキな人たち♪
緊張しながらパックへ詰め替え~ 笑
1か月かけてゆっくり大切にいただきます(^~^)
あ!!
『動物と自然にやさしい暮らしかた 講座』
まだまだ受け付けてまーす☆(詳しくはコチラ)
今日もありがとうございました
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