それでは、
<B,「お金」や「時間」に対する自由度があると感じている>
の計画の内容について見ていきたいと思います。
#173、176にある様に、
自分に足りないと感じている所や不安を
お金を持っている事で得られるステータスや
自分の時間や労力を提供する事で得られる存在価値によって
補おうとする心理に対して、
「洞察力」や「人間力」を磨いて
揺るぎない自分の存在価値を持つ事で
それらの心理を解消し
「お金」や「時間」に対する自由度を上げていく事を
目的として進めて行きます。
では計画の詳細についてですが
「不快な感情」に起因する「欲求」毎にポイントを集計して
優先順位の高い「欲求」を「なぜなぜ分析」しましたが(#166)
ここでは「なぜなぜ分析」をしていない「欲求」に対して
アプローチしていきます。
#179の内容を例にした表が下の図となります。
まず収集した「不快な感情」の付箋に書いた内容を
上の表の1~3の欄に転記します。
次にその感情が生じた理由を4の欄に記入します。
それが「不快な感情」が生じる基となった
今持っている「捉え方」や「方程式」となります。
4の欄に対して、#163と同じ要領で
「感情の因数分解」を行って5の欄に各ポイントを記入します。
この作業で「捉え方」や「方程式」に潜んでいる
影響力の強い「爬虫類脳」の欲求を浮彫りにしていきます。
基本的にそれらは、マズローの5段階欲求の
下2つである「生理的欲求」と「安全の欲求」に現れてくるので
そこにピンポイントに働きかけていく為に
表の6の欄に「生理的欲求」と「安全の欲求」を満たす為の
新しい「捉え方」や「方程式」に基づく行動を探して記入します。
「生理的欲求」と「安全の欲求」が一番影響力が強いので
この部分を解消する視点を探す過程で
「洞察力」を磨いていく事ができますし
6の欄に対して計画をたてて実行し
行動に反映していく事で「人間力」を磨いていく事が
できると考えています。