心行寺のご住職のこと | ててるの会

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横浜市都筑区

 都筑区荏田東にある浄土宗のお寺、心行寺は、徳川宗家(徳川将軍家)とご縁があります。歴代将軍の位牌が安置されているほか、お寺の屋根瓦には葵の御紋がさん然と光っているなどです。詳しくは心行寺のホームページ https://www.shingyouji-yokohama.or.jp をご覧ください。

 ホームページに載っていることと同じような内容を書いても意味がないので、ここでは心行寺のご住職について触れます。

 ご住職とは一度お話したことがあります。40年配の、背が高いがっしりとした方で、確か31代目ですとおっしゃっていました。お寺が創建されたのは、約400年前の文永慶長年間。徳川家康が健在だったころです。徳川宗家の現当主は家康から数えて19代目です。住職の代替わりは随分激しいんだなと思って、その旨をご住職に質問したところ、江戸時代の頃は優秀な弟子が後を継ぐことが多かったので、住職1代の在任期間は現代よりも短かったとのことでした。現代は、徳川宗家のように親から子へと引き継ぐことが多いため、平均すると1世代30年ぐらいは間隔が空くようです。

 ご住職は、父上から住職を引き継ぐ前は、小学校の社会科の先生をしておられたようです。ですので、横浜市の歴史には関心があるとおっしゃっていました。