これめっちゃ笑った。。！
NOイオンNOライフ。
怖い話をすると、
電チャリでギリギリ行ける、
いちばん近くのイオンがこの間潰れてた。
イオンないとか死を意味するんじゃね？
震えてたら、改装工事らしくてホッとした。
工事なるはやで頼む。
イオンというと、
郊外にある、たくさんテナントが入って、フードコートや映画館があるような巨大なショッピングモールを思い浮かべる人も多いと思うんやけど
田舎にあるイオンは、
あの１００分の１くらいの大きさなんやで。。
三階建てくらいで、
たいてい、
地下が駐車場、一階が食品売り場、二階に文房具とか化粧品とか服とか靴とか売ってる売り場があり、
三階にゲーセンとか歯医者とかちっこい本屋とかがあったりする。
で、潰れたテナントの跡にナゾの無料休憩スペース（無駄に広い）があって、ベンチがいくつかあって、
昼から缶チューハイ片手のおじーちゃんとか、
ずーーーっと同じ姿勢のおばーちゃんとかが座ってたりする。
なんなら、もっと田舎はイオンすらない。
スーパーがあったらいいほう。
一階建てのスーパーに、百均もちょっとした雑誌や漫画のコーナーも文房具も化粧品も、じじばばのもんぺや下着類もぜーんぶ売ってる。
そこで全部揃う。
もっともっと田舎にいくと、
いちばん栄えているところに
コープもしくは農協のちっこいスーパーと、ガソリンスタンド、郵便局があるだけになる。
こうなると、山を越えないとコンビニがない。
夜は街灯すらない。
うちのおじーちゃんの田舎はそんな感じだった。
わたしの住む中途半端な田舎は、
車を飛ばせばでっかいイオンにいけるし、
電チャリを飛ばせば（なんとか）スーパーにもいける。
コンビニもある。
だーいぶ恵まれていると思う。
車も自転車も乗れないじじばばたちはどうするのかというと、
一時間に一本しかないバスに乗って、スーパーまで行くか、
近所の空き地に、
週一で移動式スーパーのトラックが来る。
それがじじばばたちの貴重なライフラインになっている。
この地域だけなのか、他の地域もそうなのかは分からないけど、
じじばばたちの朝は早く、
まだ暗いうちからお地蔵さんに祈りを捧げる。
朝だけでなく、
なんでもかんでも早め早めに行動する。
自治会館の掃除とか、
年１くらいであるんやけど、
回覧板で回ってきた開始時間の１時間前には
ほとんどのじじばばが既に掃除を開始している。
暇なんか。
引っ越ししてはじめて回ってきた掃除当番の日。
１５分前に到着したら、
もうとっくに掃除終わってて、
なんならみんなでお茶飲んでて。
めちゃめちゃ気まずい思いをしたので、
それからは１時間前に行くようにしている。
田舎のじじばばたちは、
高確率で畑仕事をしており、
田んぼの横を歩いてると、
「もってけー！」て野菜を両手いっぱいにもたせてくれる。
朝起きたら玄関に大量の野菜が置かれてることも。
慣れない田舎暮らしも数年たつと、
野菜の種類を見たら、
誰がくれたか、だいたいわかるようになった。
引っ越してきた当初は、
顔も背格好も似ているし
性別すらたまにどっちやろ？て迷うくらい
じじばばがみーんな同じに見えたけど、
少しずつ、少しずつ見分けがついてきた。
。。。うそ。
わかるの4人くらい。
とりあえず
「ありがとうございます！嬉しいです」
笑顔でありがたくいただく。
いちいちお返しをしてはいけない。
気を遣うと逆に怒られる。
秋から冬にかけて、野菜をいただく機会が増える。
大根、白菜、キャベツ
さつまいも、かぼちゃ、ブロッコリー。。。
雑誌やブログでみる、
「丁寧なくらし」を実践している人は、
ゴミをあまり出さないように、野菜の皮まで上手に調理したり、干したりなんやらしてるけど、、
そんなんしてたら、
野菜で家埋まる。
せっせと皮を剥き
傷んだところを捨て、
さっさと食べるのだ。
食べても食べても、まだまだあるのだ。
庭には作物の収穫用のコンテナをふたつ置いている。
冷蔵庫にはとても入りきらないので、
寒くなってきたら、
みかんと野菜は新聞紙をひいて、そこに保管するようにしている。
外に保管するほうが、みかんも野菜も長持ちする。
これは、こっちに来て学んだことだ。
不便だなと思うことも多いけど、
なんとか工夫して、
これからも楽しみながら生活していきたい。
気が狂いそうになったら、
都会に出て、
都会のきったない空気をすーはーするのだ。
（ちなみにこっちも車多いので、空気よどんてる