ゾイド徒然草 -64ページ目

ZED-1 ゴジュラス

 巷で大絶賛フルボッコ中のゾイドエヴォドライヴシリーズのレビュー、満を持してスタート。けして物が悪いわけではないことを伝えられたら幸いである。

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 パッケージは窓から商品が覗けるようになっている。また、マジックテープで止められている表紙(というべきか?)をめくると商品内容の説明が。どういった商品化を誠実にアピールしている。値札を見ると躊躇する額であるから、こういったパッケージ仕様を策定したことは評価したい。



 蓋を開けるとなんとZ-POINTが! ということはまたZ-POINTキャンペーンをやる予定があるのか? ということは来年度は……。来年の展開に期待が高まるサプライズである。



 内容物その一。本体。この時点ではまだキャップや武器などのパーツが付いていない。



 内容物その二。各種部品。ランナーからパーツを切り出して組み立てる必要がある。



 内容物その三。ディスプレイスタンド兼充電器。



 単三乾電池3本(別売)を使用する。



 内容物その四。ブックレットと取説、それとチラシ。

 ブックレットの内容は全6ページで、シリーズ四種ともほぼ同内容。1,2ページがゾイドの世界観、3,4ページが各機体の設定、5,6ページは歴代ゴジュラス(またはレッドホーン)のカタログになっている。

 ちなみにチラシのメインはXbox360『ゾイドオルタナティブ』。これには苦笑い。


 さて、取説に従って組み立てとなるわけだが、パーツ数は少ないものの、細かいので組み立ては意外と手間。特にキャップ(ABS樹脂製)が固くてなかなかはまらない。




 完成。だが違和感が……



 部分塗装がオミットされている。箱と違うじゃないか! そりゃ「一部異なっている場合があります」と箱に書いているが……。おそらく、最後の最後でオミットが決定したのだろう。哀。

 手間に比べて効果の高いウォッシング(汚し塗装)は全面に入っている。しかし個体差が激しいようで、私がつかんだ物はあまり上手じゃなかった(苦笑)。まあ自分で修正できるからよしとするか。



 正面。正面からだと横幅があって少々格好悪いか。



 側面。ちゃんとゴジュラスしている。残念ながら尻尾には支えがあって、三点で接地している形。



 背面。背中からだとずんぐり感が愛嬌に感じないか?



 ピンぼけで申し訳ない。1cmにも満たないパイロットをしっかりと搭乗させることができる。







 パーツやタンポ印刷されたマーキングは精密。このシリーズの魅力の一つと言えるだろう。武器などは2cmほどしかないが、しっかりとしたモールドが施されているのだ。



 下腹部には充電用のコネクタとスイッチが見える。



 ディスプレイスタンドにセットした状態。フットベース(歩行用の下駄パーツ)を外す必要がある。




 尻尾は二カ所の間接で角度を変えられるが、いったい何の意味が?


 それではいよいよ駆動の様子を動画で見てもらおう。



 まずは充電。スタンドにセットしてスイッチを入れると充電開始。充電中は自動的に駆動する。



 実際の歩行。首と尻尾を振りながら、のしのしと重量感のある歩みを見せる。しばらく歩くと停止して口を開閉する。そして再び歩き出す。この動きは本家を凌駕している。ハラショー!



 背部パーツをゴジュラスマリナーの物に換装。ゴジュラスガナーといったところか。では最大の見せ所、ゴジュラスガナーの動きを動画で見てみよう。



 歩行停止中のアクションにバスターキャノンが加わる。交互にブローバックするイメージだろうか。


 この小さくて精密な物がワキワキと動く魅力は実際に見てみないと伝わらないかもしれない。だが、こいつは1/72のゴドスより小さいのである。そこをよく勘案して見ていただけたらと思う。凄いんだよ、こいつは!


――しかしながら、さすがにメーカー希望小売価格6,825円は難しい値段設定と言わざるを得ない――いや、この話はまたの機会にするとしよう。



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ガトリングキャンペーン顛末

 ゾイドコアに予約していたブツが到着。オマケのガトリングもしっかり四つ入っていた。



 ガトリング長者。ネオブロあんまり好きじゃないんだけど(笑)。


 しかし、風聞では封入ミスが多発しているという。ガトリングが入っていなかった人は問い合わせてみるが吉だろう。

 また、逆に小売りによってはゾイドグラフィックスにまでガトリングを付けているところもあるらしい。末端までキャンペーンを徹底させるのは難しいのだろうが……

今月の電撃ホビーマガジン(2008年2月号)

 今月の月刊オールザットゾイド(ゾイド記事)は12ページ。


■ゾイドエヴォドライブ(2P)

 商品の内容を多数の図版で解説。G&Gセットの写真もあり。



■エヴォドラにオルタ風塗装(1P)

 エヴォドライヴ・ゴジュラスマリナーをオルタナティブ風に仕上げる塗装指南。

 12月号に載ったオルタ風ハウンドソルジャーの塗装後写真も(ようやく)掲載。



■よろず(1P)


・ゾイドグラフィックス

 vol.1~3の紹介と、復刻希望アンケートの告知。豪華プレゼントもあり。


・再販キット情報

 三月再販組の情報。


・ゾイドサーガオンライン


・ゾイドVS.i

 今月のレアゾイドはゴドス(ずおぉぉ!)。



■HMMジェノザウラー・ピクトリカルガイド(8P)

 HMMジェノザウラーの素組みガイド。

 ワンフェス2008冬での限定メッキパーツ販売告知。

 囲み記事でシールドライガーMk-IIの新規パーツ紹介、髪をほどいたSRDXSPセリカの限定版紹介もあり。



  ソウルタイガーのパクリが表紙の電撃ホビーマガジン2月号は、ゾイド改造パーツが付録について特別定価1,050円で絶賛発売中!


電撃 HOBBY MAGAZINE (ホビーマガジン) 2008年 02月号 [雑誌]

(-人-)

ZOW、死亡確認!

瘠我慢の説

 諸君は何歳までサンタクロースの存在を信じていただろうか? 何? まだ信じている? 病院に行け。

 私は十歳、小学四年生まで頑なにサンタを信じていた。さすがに級友たちは皆、サンタの存在が虚偽だと知っている年頃である。そんな中、「サンタなんかいねーよ!」と馬鹿にする級友たちに「いるもん!」と言い返せていたのは、今思えば毎年演出に注力してくれていた父のおかげだった。

 ところが23年前の今日の話だ。終業式が終わって家に帰った私を待っていた光景は衝撃的だった。父が車のトランクから荷物を下ろしていた。その荷物には「おもちゃのビーヤング」の包装紙が……。そして、ばつの悪そうな父の顔。それらは、全てを理解するのに十分な情報だった。

 まさにショックという言葉がふさわしい。自分が確かだと思っていた世界が根底から覆され、茫然自失となった。何かを言おうと口を開いたが、言葉が出てこなかった。そんな私に父はこう言い含めた。

「マコトとカオリには黙っているんだぞ」

 その日、私は断片的にではあるが、子供の夢は大人のやせ我慢で担保されていると知ったのである。サンタからゾイドマンモスを「もらった」弟は無邪気にはしゃいでいた。が、弟妹のために沈黙を義務づけられた私は、ゴジュラスを「買ってもらった」ことを素直には喜べないでいた。


 時が過ぎ今、私の手元には『涼宮ハルヒの憂鬱』のDVD全巻がある(ハヒルの方じゃないぞ!)。

 今年もクリスマスが中止になったので、ついさっき、TSUTAYAで借りてきた。同情などするな。私は平気の平左だぞ。いや、やせ我慢じゃないって。

 むしろ、やせ我慢しているのはTSUTAYAで借りたということの方だ。いい歳して収入のしょっぱい私にはDVDのレンタル料金だって馬鹿にならない。きょうび、その気になれば動画共有サイトやP2Pを使って違法にアップロードされたファイルをタダで視聴することは容易だ。だが、その手段はとらない。それをやったら割を食う人が存在するからだ。その人たちのためにやせ我慢するのである。


 誰でも分かることだが、まず直接的にはビデオ屋と著作者が利益を損なってしまう。それに、既に衰亡著しい日本のアニメが滅びたら未来の子供たちはどうする? 私は両親が共働きだったから、アニメに育てられたようなものだ。けしてエゴによって自分たちの代で食い潰していいものだとは思えない。それに今の私はたいしてアニメ好きでもないから、本当に好きな連中に申し訳が立たないじゃないか。

 これが「無印ゾイド」や『/0』になると、もはやビデオをレンタルしているところも通販で全巻揃っているところも少ないのでやせ我慢を決め込むのも困難なのだが、好きなのであればなおのことよく考えてもらいたい。

「悪いのは分かっているけどつい……」と動画共有サイトで済ます者の多いことはよく知っている。しかし自問して欲しい。それって、捕まった万引き犯が口にする言葉ではないか?


 話は変わるが、私は雨の日に濡れて帰るということがままある。天気予報をチェックしなかったためではない。しょっちゅう傘を盗られるのである。傘、なかんずくビニール傘などは「天下の回り物」だと思っている者が多いのだ。大半と言って差し支えなかろう。だが私はその手段はとらない。「天下の回り物」などとうそぶいても、原理的に割を食う最後の一人が存在するからである。やせ我慢で濡れて帰って、傘の持ち主が傘を差して帰るという当たり前の権利を担保してやるのである(実を言うと、雨に濡れるよりも自分を蔑まなくてはならない方が辛いので、特にやせ我慢という意識もないのだが)。


 サンタの存在然り、DVDのレンタル然り、雨の日の傘も然り、世の中の様々なことは、やせ我慢によって守られているのだ。

 私もことゾイドに限っては、やせ我慢して立ち読みで済ませず、やせ我慢して投げ売りを待たず、やせ我慢して建設的でない愚痴は言わず、としているつもりである。

 ついでに言うと余所のサイトに関わらないのもそうだ。いつも好き勝手言っている自分がやってきては皆やりづらかろうと思って余所様とは距離を置いているのである。みんな楽しそう、と遠巻きに見て羨みつつも、やせ我慢しているのである。


 日本のリベラル派のオーソリティである福沢諭吉も「瘠我慢の説」を唱えている。社会の発展の精華である自由と民主主義を至上と位置づけた上で、その対局に位置するはずの封建主義・武士道にも社会を担保する機能を認めたものである。自由を標榜する者こそ、心に侍を飼っていなければならないのだ。


 最後にもう一度言っておく。

 クリスマスが中止でも淋しくなんてないんだからね!


福沢 諭吉
明治十年丁丑公論・瘠我慢の説 (講談社学術文庫 (675))