ゾイド徒然草 -209ページ目

えー!? 『SHINOBI』面白かったよ? 主題歌以外は

 先日、映画『SHINOBI』を見てきた。原作ファンとか自称映画通にはこき下ろされまくっているようだが、面白かった。

 原作は山田風太郎『甲賀忍法帳』。映画化にあたってかなり換骨奪胎しているし、衣装は格ゲーキャラ風。こんな映画に「原作と違う」とか「時代考証云々」というのはおかしい。馬鹿映画なんだから。馬鹿になって見るのが作法というものだ。だいたい、原作からして山田風太郎ですよ。幻法びるしゃな如来とか、ただの電波じゃないですか。


 説明するまでもないが、山田風太郎(故人)は奇想天外な忍者小説を多く残した作家。なぜか今、リバイバルブームらしい。

 彼の手になる通称「風太郎忍法帳」はジャンプ漫画に多く見受けられる、いわゆる「バトルもの」の源流とも言われている。特殊能力を持った超人たちがトーナメントとかチーム戦で戦うというスタイルは風太郎が確立したものだ。現在ジャンプで連載中の『NARUTO』などは風太郎直系とも言えるのではないか。


 で、ジャンプ漫画を読むつもりで見れば、『SHINOBI』は十分面白いし、格好良い。オダギリの忍法なんて『ジョジョ』からの逆パクリだ。早々にハリウッドでリメイクが決まったようだが、そのまま持ち込んでも向こうのオタクには受けるはず。日本の漫画、ゲームの文法がたくさん詰まっているから。



 さて、そんな世の忍者ブームを取り込む意図があるのか、今月発売のゲーム『ゾイドフルメタルクラッシュ』の早期購入者特典はムラサメライガーに合体して「シノビカスタム」になるブロックス「ブレイドホーク」。合体時に十字手裏剣となるのだが、鷹形態のときもそれに引きずられて体形が崩れているので萎える。単体では正直微妙。

 しかし、こういうのは得てして、ゲーム中の活躍を見れば脳内補完されて格好良く思えてきたりするもの。ゲーム内容に期待。前作『ゾイドストラグル』は完成度は今ひとつながらも光る部分があったので、本当に期待している。


 先ほどZOIDSアルティメットウェブで公開されていたCMとオープニングムービーを見たのだが、これが結構派手なアクションで期待が膨らむ。特にエレファンダー良い!

 だが、シノビカスタムの活躍が見られないのはどうよ。ブレイドホークが欲しくなるような作りにするのが商売として正しいと思うのだが。



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おのれ、またしてもガンダム!(18禁)

 大人の記事だよ。子供は読んじゃダメだよ。


 というわけで、さっそく始めようか。まずは黙ってここを見てきてほしい。


 クソ、またしてもガンダム!

 ゾイドがこうなるシナリオが見えてこない。まさに大人と子供の差!(いろんな意味で)

 ガンダムだからこそなしえる驚異のパクられっぷり。エヴァだってこうはいかない。ゾイドは何年かければあの境地に達することができるのか。いや、目指す必要もないが。


 仮に、ゾイドが将来認知度をガンダムレベルにまで押し上げ、ついにはアレにもフューチャーされるときが来たとしよう。そしたらやっぱり、筆頭候補はキラードームだろうか。似たタイトルの映画もあったし。


■追記

 すいません!

 ワタクシ的にはコメント欄の流れがアレだったのでナニしときます。本文から、実は存在するコードを読み取ってくれればなと。CAS、バーニングビッグバン、32門等のネタ自体は好きですが。

ついにあの子も日の目を見る時が来たようで

 一月にYujinから200円ガチャでSRゾイドギャルズコレクションなるものが出るようで。

 なんでも水着メインのシリーズになるらしいのが気にくわないが、商品化されるだけマシというものか。

 気になるラインナップは……


フィーネ
リノン
コトナさん
ミィ様
セリカ姉さん
スイート


 以上の全六種+シークレットと。この人選だと気になるのは初の商品化となるスイートだろう。年頃の娘さんで器量も良いのに浮いた話の一つもなかった、あの不憫な子が……

スイート

 これは部屋着だろうか。とりあえずデビューが水着でなくてよかった。


 フィーネ、リノンは劇中の水着姿で確定。セリカは一番ファンが少ないであろうから別にどうでもいいが、コトナさん、ミィ様が水着だったら嫌がる人も多いのではないか。だって、劇中標準の衣装がそのキャラクターの萌え記号を織り込んだ制服であり、そのキャラクターそのものだと思われるからだ。私はその観点から、安易に客に媚びた水着姿での立体化には反対の立場を表明しておく。


 ……スク水ならその限りではないが。

復活! ゾイコレ

 シリーズが休止したことが惜しまれていた百円カプセルトイのシリーズ、ゾイコレことゾイドコレクション。満を持して今月下旬にゾイドジェネシスコレクションとして復活するのだが、これがさすがのクオリティ。


ゾイドジェネシスコレクション

 こ、これではクイックキットの立場が……

ゾイドジェネシス 第二十六話「霧の河」感想

今回のあらすじ──
 エレファンダー遊撃隊はラ・カンの立案した奇襲作戦に従わず、抜け駆けをする。しかし、陽動作戦に掛かりアッタカの関へと向かったと思われたトラフの守備隊は、霧の河で待ち伏せをしていたのだった。エレファンダー遊撃隊と功を焦って後を追った者たちは深い霧の中での不意打ちに総崩れとなる。
 全滅の予感が走る中、それを回避するためにルージが思いついた方法はダムを決壊させ、水攻めで敵を一網打尽にすること。果たして、待ち受けていたザイリンとの一騎打ちを制し、ダムは決壊。反乱軍はかろうじて全滅を免れたのだった。


 あー、何というか、ガッカリしました。つまらなかったです。引きの割に盛り上がらないエピソードだったな、と。丁度2クールの終わり、全体のターニングポイントだというのにこれはちょっとなぁ……



ガッカリ1 討伐軍バカ過ぎ
 話として、まとまりきれない故に敗北を経験するという流れになるのは問題ない。ただし、いくらなんでもエレファンダー遊撃隊やホーの一族らディガルド討伐軍の構成員の馬鹿っぷりが過剰だ。まるで無敵団レベル。仮にも一軍の将たる者がそこまで愚劣では困るし、ムカつくだけの馬鹿がいくら死んでも我々視聴者は何とも思わないのである。感情移入させるためにも、もののふとして見どころのある一面を描いておかなくては。そうでないから、次のルージ君のセリフも空回りなのだ。
「お前は俺たち、ディガルド討伐軍に負けるんだ!」
 いや、ディガルド討伐軍機能してませんから。ルージ君に突き動かされてラ・カンが旗揚げした討伐軍は烏合の衆で役立たず。壊滅のピンチもルージ君の単騎駆けで切り抜ける──なんだ、まるでこの戦争はルージ君の自作自演じゃないか。討伐軍もせいぜいザイリンをおびき出す餌にはなったとは言えるが……



ガッカリ2 バトルショボい
 2クール目最後の回で、対ライバル戦である。それがあんなにも盛り下がる内容でいいのか? 本来ならば『/0』のフューラー戦レベルの熱いバトルが展開されてなきゃまずいんじゃないの?
 五里霧中、音の反射で聴覚もアテにできない中での戦いというアイディア自体は悪くない。しかし、その調理法は疑問符が付くものだった。まず、背後からムラサメに一撃したメガラプトルの攻撃が単発で終わることに合理性がない。追撃を加えて死命を制するのが自然な流れではないか。あれでは無力なルージ君をいたぶって楽しんでいるようにしか見えない。余裕かましてポカをする、いつものザイリン少将の負けパターンである。そんな意識の低い相手に勝ってもなぁ。
 そして、さんざん引っ張っておいて霧をはらす方法がショックカノンを撃つだけ。それだけでいいのか。拍子抜け。更に拍子抜けに輪をかけるのが、姿をさらしたメガラプトルはハヤテの前に為す術もなく破れるのである。ショボ!
 邪推になるが、このソルティーな殺陣は脚本や演出上のものではなく、時間的制約で派手なアクションシーンが制作不可能という事態に要請されてできたシロモノなのではあるまいか。もう、しおしおである。



 ──と、厳しいダメ出しをしたが、次クールからは頼むよ、本当に。期待して見ているファンがいるんだから。