今月のゾイド以外
■本
『21世紀サバイバル・バイブル』 柘植久慶
薦められて某所某スレを見、不覚にもはまる。「元グリンベレー大尉」の作家・柘植久慶氏の文体模写スレなのだが、極めてユニークな文体のため、元ネタを知らずとも楽しめてしまったのである。こうなると元ネタが気になるので、「この野郎!」とばかりにリアル先生の著書を注文してしまう。
本書は災害や犯罪など、あらゆる危険を想定した危機管理の手引き書である。著者は病的なまでに危険を避けてしまう。ただ電車に乗るにしても、脱線事故を想定して後部の車両に乗り込む。旅行に行くにも、火事を想定して簡易ガスマスクを携行する。地震に対する備えは、食料や装備をリュックに詰めておくだけにとどまらず、暴漢が食料や装備を狙って襲ってくるところまで想定済みだ。不用意に他者を信じる者には、戦場で死が微笑むのだ。
そんな馬鹿馬鹿しいことはできない! と言う人がいたら、せめて本書でいざというときのための知識だけでも備えておくべきか。災害や犯罪の現場に立たされるのは、脅すわけではないが明日かも知れないのだ――
『エヴァンゲリオン・クロニクル』
エヴァ十周年企画の一環として創刊された分冊百科。書き下ろしイラストも多数収録されているし、内容もかなりマニアック。年表を見ているだけでも面白い(690円は高く感じるが……)。
限定フィギュアの誌上通販もあるのだが、個人的に魅力を感じる造形でないのでこちらはパス。竜人原型のアレを完成品でとかだったら絶対に買うのだけど。
キャッチ本゙
で定期購読を申し込める。
『こどものじかん (2)』 私屋カヲル
新任教師と小三女児のラブコメ漫画第二巻。小学生というあまりに破廉恥な設定に目がいきがちだが、仮にこれを女子高生に設定しても話の構造に破綻はない。つまり、小学生と言う設定もフレーバーに過ぎず、作品の本質ではないのである。私はこの作品の魅力を王道かつ骨太のストーリーテリングと社会派の問題提起にあると見ている。これはメジャー誌でも通用する面白さだ。
『ときめきアリス』 吾妻ひでお
話題となった『失踪日記』で興味を持ち、往年の不条理SFロリコン漫画家・吾妻ひでおの作品をいくつか買ってみた。これはその内の一つ。
奇想天外で人を突き放したSFギャグが持ち味の吾妻だが、あとがき漫画によると本作は「かわいい女の子とHをガンガン入れ」た、売れ線狙いだそうだ。ところが、どう見ても電波SFです。本当にありがとうございました。商売や読み手のことなどいっさい考えられない、ナチュラル・ボーン・アーティストなのだろう。素人にはお薦めできない。
ただ、巻末に収録のイラスト集は電波なストーリーが介在しないため、安心して萌えることができる。あとがき漫画のオチで呵々大笑、読後感も爽やか(?)。
■DVD
『Pinky:st. エピソード:メイ ハッピーver.』
『Pinky:st. エピソード:ケイイチロウ ハッピーver.』
先日の記事でも紹介したフィギュア付きアニメというか、アニメ付きフィギュアというか。またピンキーを集めたくなってしまったのだが……
誰かアギトピンキーおくれ。
■ゲーム
PSP「プレイステーション・ポータブル」 バリュー・パック セラミックホワイト
『カルネージハートポータブル』を遊びたいがためについに購入。心配されたドットかけもなく、デザイン、質感も気に入った。特にUMDのディスクカバー、昔愛用していたウォークマンを彷彿とさせて感慨深いものがある。
『ロコロコ』
『カルネージ』が発売になるまでPSPを腐らせておくのももったいないので買ってみた。ロコロコどもが歌う歌がかわいらしく、珍生物萌え。一見ヌルゲーなのだが、パーフェクトや目標タイムを狙うとかなりハードルが高い。ってか、老いた身には目標タイム無理!
■映画
『サイレントヒル』
PSのホラーゲームを映画化。ゲームの映画化というと、全然別物になっていてファンをがっかりさせるのがお約束だが、この映画は原作ファンから絶賛を受けている。でも僕、原作やったことないのよね。3D酔いに弱いので、『バイオ』はできても『サイレントヒル』は敬遠なの。だからファンがたたえる良さが分からないところもあり、評価は並くらいかな。
狂気の世界を再現した映像美は買い。ロリコンとしては「トイレの悲劇」を匂わすだけでポイント高し。
マイナス点は、世界を三重構造で描いた分かりにくさ。テーマにぶれも出ると思うので、二重構造でまとめるべきだったと思う。終盤、事件の謎を一方的に解説されるのも若干興ざめだった。
『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』
ディズニーの海賊映画二作目。
前作同様、長い。面白いけど、中だるみを感じさせるのも否めない。ようやく終わりだと思ったら「次回へ続く!」なぶっちぎれかただったのでショック。
ただ、エンドクレジット後のギャグで笑ったので帳消し。
『M:I:III』
言わずと知れたスパイアクション。
全編にわたって緊迫感全開、全力疾走、まさに休む間もないスリル&サスペンス! おかげで終わった頃にはすっかりぐったりしてしまっていた。いや、面白かったけれども。面白かったけれども。和食を好むような歳になったのかと思い知らされた。
『ゲド戦記』
巷には酷評があふれかえっているので私から多くは語るまい。
ちょっとだけ言わせてもらうと、半端に色々な要素を入れるくらいなら、なぜシンプルに第一巻『影との戦い』を選ばなかったのか理解に苦しむ。なぜなら、第三巻、第四巻を翻案して書いたシナリオも、結局はアレンの「影との戦い」がメインテーマとなっているからだ。おそらくは、『影との戦い』にはヒロインがいないので商売としての判断が働いたのだと思うのだが……
だったら、ゲドを女の子という設定で『影との戦い』を撮れば良かったのだ。本気でそう思う。
真・ゾイドダッシュ!?
某所で話題になっていたが、YouTubeに謎のソイドゲームの動画がアップされている。どうやら『Zoids Revolution』という海外の同人ゲームらしいのだが……
ランスタッグ部隊の突撃や凱龍輝の荷電粒子砲など熱いシチュエーション、グラビティサイクスが使えるマニアックさなど、作り手がゾイドを愛している様子がうかがえる。どっかの社員にも見習ってもらいたいものだ。
バイオメガラプトルホロテック
28日にヘリックメモリアルが届いたので、五日は更新ネタに困らないと思ったのだが、同日もう一つ、別な意味の骨ゾイドが届いたのでこれのレビューをしておきたい。
ジャーン!
バイオメガラプトルホロテックである。『ゾイドジェネシス』のDVD-BOXを三つ揃えないと手に入らないこのキットは、ある意味高額キットだとも言える。
実に綺麗なキットだ。
レアアイテムなので、私にしては丁寧に組み立ててみた。バイオゾイドは合成ゴム製なので通常のキットのようにヤスリがけができない。そこでゲート跡は、流し込み式接着剤を含ませた綿棒でこすり、溶かして処理している。
組み済みの本体。
POM樹脂製の首と大腿部は残念ながら透明ではなく、不透明な白色である。
腕・尻尾の組み立て済み部品と、スタンド、Eランナー。
上腕部と尻尾はPOM樹脂製のため、残念ながら不透明。
バイオ装甲、すなわち合成ゴムのランナーはこんな感じ。結構透明度高い。
パイロットと取説。
パイロットが透明なのは面白い。取説は紙のため、残念ながら不透明。透明だったら困るけど。
完成品を別なアングルから。いやー、かなり気に入ったよ、これ。組み立てると、POM樹脂製部分もさほど気にならない。
バイオ装甲はあのメタリックな成型色が魅力でもあったわけだが、クリアにしてもなかなか乙なものである。
ついでにアメブロの新機能の試験として動画を貼ってみる。
ゾイドジェネシス ムラサメライガー ホロテック SPECIAL BOX
ゾイドジェネシス SPECIAL BOX Vol.2 with ハヤテライガー ホロテック
ゾイドジェネシス DVD SPECIAL BOX Vol.3 with ムゲンライガー ホロテック
レミコト総集編、ゾイドコア・ドットコムでも予約開始
ゾイドコア・ドットコムでも予約が始まった。でも新しい情報が出たわけではないので、依然として判断材料に乏しい。早めにサフ原型なり新カットなり見せてほしいところ。
ゾイドジェネシス レ・ミィ×コトナ Reflections 1st half SE <限定生産盤>
ゾイドジェネシス レ・ミィ×コトナ Reflections 2nd half SE <限定生産盤>
ゾイドジェネシス レ・ミィ×コトナ Reflections 1st half
ゾイドジェネシス レ・ミィ×コトナ Reflections 2nd half
『ZOW』、待望の第2次βテスト開始!
いやー、ようやく始まりましたよ。そして予想通り絶不評! 正直、私もどこに楽しみを見いだせばいいのやら分からない状況。
だいたい、3Dでもないのに要求されるスペックが高すぎる。誰でも(チープな環境でも)遊べるように、あえて前時代的なゲームにしたのではなかったかしらん? 排気が熱くてしょうがないんだけど(笑)。あまりこういうことは言いたくないが、これはやっぱりギジュ――いや、何でもない……
それにやっぱり人がいないしさ。メニューから「マルチプレイ」削除しても問題ないんじゃないの?(苦笑)
『ZOW』の未来は貴官ら精兵たちに任せた! 死して護国の鬼となってくれ!
私は中古でPSゾイドでも買う。

