たった5ページのラブストーリー -3ページ目

たった5ページのラブストーリー

恋に悩んで次の一歩を踏み出せないあなたへ贈るショートストーリー

木曜日。

もう少し深く探ろうと思い、

突撃取材を行う事にした。

人間の素が出るのは怒った時だ。

彼を怒らせて、人間性を見てみよう。


「ちょっとどいてよ!」


バン!


彼が歩いている後ろ姿にぶつかっていった。

持っていたペンケースから中身が散らばる。


「いって・・・ゴメン、大丈夫?」


「大丈夫じゃないわよ!

急いでるんだから拾ってよ!」


女の子にここまで言われたら、黙っていられないだろう。

すると彼は散らばったペンを拾いながら


「今日はご機嫌ななめだね。」


と、気が抜けるような答えが返ってきた。

とても良いやつだ。