金曜日。
なんの疑いもなく好青年であることがわかった。
土曜日に友達と会う約束をしていたので、
報告書を今日中に書いてしまおう。
休憩時間に自分の机でノートにまとめていた。
すると、トントンと肩を叩かれた。
驚いて振り向くと彼が立っていた。
「えっ・・・!何・・・!」
心臓が飛び出そうになる。
「これ。」
彼が何か手に持って差し出してきた。
昨日ぶつかった時に落とした消しゴムだ。
「あ・・・ありがと・・・」
挙動不審に消しゴムを受け取った。
「今日は機嫌が良いみただね。」
そう言って笑うと、彼は自分の席に戻って行った。