たった5ページのラブストーリー -2ページ目

たった5ページのラブストーリー

恋に悩んで次の一歩を踏み出せないあなたへ贈るショートストーリー

金曜日。

なんの疑いもなく好青年であることがわかった。

土曜日に友達と会う約束をしていたので、

報告書を今日中に書いてしまおう。


休憩時間に自分の机でノートにまとめていた。

すると、トントンと肩を叩かれた。

驚いて振り向くと彼が立っていた。


「えっ・・・!何・・・!」


心臓が飛び出そうになる。


「これ。」


彼が何か手に持って差し出してきた。

昨日ぶつかった時に落とした消しゴムだ。


「あ・・・ありがと・・・」


挙動不審に消しゴムを受け取った。


「今日は機嫌が良いみただね。」


そう言って笑うと、彼は自分の席に戻って行った。