創業間もない企業が資金調達をする方法というと、次の3つに絞ら
れます。
1) 公的金融機関(日本政策金融公庫)からの借入れ
2) 保証協会の保証付き民間金融機関からの借入れ
3) 民間金融機関からの借入れ(プロパー借入れ)
過去には、金融機関やノンパンクによるビジネスローンもありました
が、返済焦げ付き、貸金業法の法改正による資金供給力の低下で、
リーフレットに載せていても、実際には取引実行していないようです。
では、公的融資、保証融資、プロパー融資が厳しい場合、どのよう
な借入れ方法があるのでしょうか。大きくは以下の3つの方法があり
ます。
4)売掛金等の担保融資
5)動産担保融資
6)不動産担保融資
4)の売掛金等の担保融資ですが、これは継続的に売掛金が発生す
る場合、その取引先の有する売掛金に対して担保融資する形態です。
デメリットとしては、この継続的にという条件と、年商(一般的に5億円
以上)というハードルが高いことが挙げられます。
また、年商が5億円に満たない場合やスポット的に発生した売掛金を
担保に融資を受けたい場合は、金融会社が行なっている売掛金担保
融資があります。ただこの場合、金融会社が売掛先に債権譲渡通知
を行なうのが一般的で、売掛先の理解を得る必要があります。
5)の動産担保融資は、機械、在庫商品などを担保に融資を行ないま
す。一般的にリース会社が保証を付けて行なうことが多いです。
6)の不動産担保融資は、当該不動産に対して担保価値があれば、
融資企業の財務内容は問わないという融資形態です。担保価値さえ
あれば融資をするので、公的融資、保証融資が難しい場合、調達す
る最後の選択肢として有効です。ただ、金利が他の融資に比べて高
めなのがデメリットです。
いずれの場合も、公的融資、保証融資、プロパー融資が出来ない場
合の一時的・臨時的に行なう借入れ方法であることを前提に、資金
ショートしないように対策を講じる必要があります。
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