健康とダイエットのレポート!本当の美を知りたい -232ページ目

下腹が出る五つの要因

日経ウーマンより

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何時間もパソコンの前で座りっぱなし。運動不足で食べすぎで……
現代人が陥りがちな生活習慣は、すべて、下腹ぽっこりにつながる。
筋肉や内臓の働きが鈍っているため、様々な不調を伴うことも多い。

なぜ、下腹が出てしまうのか。その原因は、
私たちの毎日の生活の中に潜んでいる。

みなさんは、毎日どんな生活を送っているだろう。
デスクの前に一日中座りっぱなしという人も多いと思う。
きっとパソコンに向かうときは背中を丸めた前傾姿勢。
肩には力が入っているに違いない。

「首や肩に力が入ると、下腹の力が抜けてしまいます」
と話すのは、女性の骨盤周辺のケアに詳しい理学療法士の
田舎中(たやなか)真由美さん。
下腹の筋肉の力が抜けてたるむと、お腹で体重を支えられないので、
骨盤がゆがみ、姿勢が崩れて、内臓を正しい位置に保てなくなってしまう。
その姿勢が習慣化することで下腹が出てしまうのが「ゆがみ下腹」だ。

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座りっぱなしの生活は、もちろん脂肪がたまる原因にもなる。
「人間は本来、飢餓(きが)に耐えられるように、
脂肪を蓄えるシステムを持っている。食べる量に比べて運動量が少なければ、
当然、脂肪がたまる」と話すのは、
骨格筋に詳しい豊橋創造大学大学院教授の後藤勝正さん。

座っている姿勢では、下腹の筋肉はほとんど動かない。
「脂肪は、筋肉が動いていない所につきやすい。
下腹は、脂肪にとって居心地の良い場所」と後藤さんは指摘する。
これが「脂肪下腹」を作る。

そして、女性の大きな悩みでもある冷えとむくみ。
「座っている時間が長いと、脚の付け根、そけい部が圧迫されて
血流やリンパの流れが滞る。
それが冷えやむくみにつながる」と田舎中さん。
薄着のファッションで冷やすのはもちろん、
きつい下着や服で締めつければ、血流が滞り、むくみの原因に。

余分な水分がたまるのだから、それだけでも下腹のサイズがふくらむ。
さらに、いつもむくんでいる場所は冷えやすいので、
体が保温しようとして脂肪がつきやすくなる。
「冷え・むくみ下腹」は、こんなダブルパンチ状態といえる。

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便秘も下腹を出させる原因に。
「姿勢が悪く、下腹に力が入らないと、体がゆがんで、腸の位置もずれやすい。
それによって腸の働きも落ちて便秘につながる」と、田舎中さん。
便がたまった腸が下腹に垂れ下がり、そのままぽっこりと飛び出てくるのだ。
また、腸の動きが鈍くなれば、やはり周辺の血流が悪くなって、
脂肪がつきやすくなる。こんなのが「便秘下腹」だ。

最後にストレス。
パソコンの前に座りっぱなしの生活が、体と心にストレスをかけないはずがない。
「過度なストレスは、自律神経に本来備わった調子を狂わせ、
脂肪を燃焼しにくい体にしてしまう」と、
順天堂大学大学院加齢制御医学講座准教授の青木晃さんは話す。
また、イライラはドカ食いの原因にもなるので、カロリーオーバーになりやすい。
そのうえ、ストレスで体が緊張して呼吸が浅くなると、
下腹の血流や内臓の働きが一層悪くなってしまう。

こんなふうに五つのタイプを並べたとき、ひとつの共通するパターンがあるのに
お気付きだろうか。
どのタイプでも、下腹に関連する何らかの体の構成要素、
例えば筋肉や内臓、血流などが鈍ったり、働きが低下している。
いわば、下腹が“機能不全”に陥っているということだ。

下腹ぽっこりはスタイルだけの問題ではない。
下腹の働きが低下したサインでもある。

だとすれば、下腹を凹ませる対策も、単に凹ませるだけでは不十分。
下腹の働きを十分に取り戻す必要がある。
そしてここで重要なカギを握るのが、下腹の一番内側を覆っている
「腹横筋(ふくおうきん)」という筋肉です。

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