全門の虎、後門の狼、万事休す。文字で表すと様々な諺を用いることができるが現実逃避はここまでにしよう。
八方塞がりここに極まれり。
時間は少し遡る。
無秩序と疫病が蔓延るこの町、ダンウォールに新たな女王が就任しようとしていた。
我が娘、エミリーだ。
元引きこもりだが元女王の指名なら仕方ないと、俺は最早やっつけで就任式を執り行おうとしていた。
そんなやっつけで行う女王の就任式があっさり済む筈もなく、あえなく敵対者の襲撃にあったという訳だ。
敵対者の目的は恐らくエミリーの身柄を拘束すること。
だがしかし俺は王室護衛官。ここでむざむざと娘を渡してしまえば俺の肩書が俺をあざ笑うだろう。
「俺の目が黒い間は娘は渡さん!」
俺は一喝して敵対者に対して臨戦態勢をとった。
……………………………………………………………………状況を振り返っている間に娘が石化されてしまった。
なんかさっきの叫び、結婚の申し出を断る、頭の固いおっさんみたいだな。
俺は見当違いな事を思った。
俺の肩書は俺を指さして笑い転げていた。
…To be Continued(難しいので不確定)
