前回、ストロングが不慮の事故で帰らぬ者となってしまった。今でもあいつとの思い出が浮かび上がるようだ。
しかしこのような時こそ気持ちの切り替えが大切。そう、あの化け物の代わりなどいくらでもいるのだ。別に1人くらい消えたくらいでどうということはない。
最近、俺の愛ロボ、コズワース君から久しぶりにL〇NEで連絡があった。「イメチェンしたから久々にお茶しない?」という旨の内容だった。
↑以前会った時のコズワース君
廃棄場にでも置いてありそうなみすぼらしいロボットなのにお茶なんて小洒落たモン飲んでも仕方ねえだろとは思うものの、暫く会っていないということもあり俺は会いに行くことを決意した。
歩いて30分。俺は待ち合わせ場所に着いた。
そして屋上に人影(?)らしきものを視界の隅に捉え待ち人のもとへ向かった。
!?
俺は正体不明の殺人ロボットと見つめあう。
脳内がこいつは危険だという警鐘をけたたましく鳴らしあげる。
先に殺らねば殺られるという確信があり、過去に肉弾戦の鬼と人々に呼ばれ、恐れられていた俺はその自信と共に瞬時に臨戦態勢に入る。
お互い臨戦態勢をとり、緊張の糸で場の空気が張り詰める。
言葉は要らない。技術も要らない。要るのは互いを殺す力のみ。
今までの人生全てが一瞬で色あせる。思えば俺はこの強敵(とも)を倒す為に今まで生きていたのかもしれない。
ふと、一陣の風が吹く。その風を開戦の汽笛にこの終わることの惜しまれるような甘い静寂は破られるだろう。
そして泣いて命乞いをする隙も見いだせないまま、ヤツの炎の刃が俺の喉仏を捉え人生の幕が下りた。
Bad End…


