昨日は立春
昔の暦ではこの日から新しい年が始まります
前の日の節分が歳の最後の日になります
家元に修業中の時には
節分の夜には吉田神社にお参りに行きます
古いお札をお返しして
新しいお札を頂きます
この神社には大元宮といい
日本諸国の神社を集めたお宮があります
ご縁のある国のお社にお参りをします
そうするとその国のなかのお宮全てにお参りしたことになるようです
そして温かいお蕎麦を食べてると
それが年越し蕎麦です
御神酒も頂いてしっかりと温まって帰路に着きます
長老の先生が吉田神社のお札を表具して掛物にしていました
もうこのお札ではないのですが
家元が宮司さんにお願いて頂戴したものです
私にも分けて頂きました
節分宝舟の絵です
お札に一陽来復と書いて頂きました
箱書には
一陽来福と書いています
おめでたい宝船に乗って福がやってくるような縁起のいいお札です
もともとはこのお札を節分の夜に枕の下に敷いて眠りにつき、翌朝見る初夢がおめでたいものになるように願掛けするものです
節分には掛けます
いい夢を見られるといいのですが
私は夢をあまり見ないので縁起のいい初夢とは縁がないです