武者小路千家 雅茗会 茶の湯つれづれ


武者小路千家官休庵は茶道三千家のひとつ

京都市上京に家元があり当代家元で十四世となります

その家元に師事し、茶の湯を岐阜市、北鎌倉・東慶寺、埼玉、東京港区西麻布の古美術商、名古屋でしています。
なかなか難しいと思われがちな茶の湯ですがブログを通じて少しでも身近に感じてもらえるとうれしいです。

稽古についての問い合わせはgamyokai@gmail.com までお気軽にどうぞ

  • 04Sep
    • 陸上自衛隊武器学校見学の画像

      陸上自衛隊武器学校見学

      いつもと違う内容のアップだが生徒の皆さんは私が自衛隊への思いを知っている人は多いと思う先日陸上自衛隊武器学校へ見学へ伺った武器科という職種の教育機関で銃、砲、車体など武器の扱い方と整備を学ぶ学校である今まで普通科、施設科の学校には家元に同行させて頂きお伺いしたが武器学校へ伺うと陸上自衛隊の武器と時代の変遷がよくわかるこれだけの武器を見られるのはここだけであろう始めから最後まで学校長にご案内をして頂いたありがたいことこの上ない学校長は高校にあたる自衛隊生徒から現在に至る努力家の方日常の業務をしながら大学を出て昇進してきている学校長に相応しい方で教育には確固たる信念をお持ちだった何よりご自分の仕事、職種に誇りを持ち、職を振り返り悔いはないと言い切れる人物が後進の指導にあたるのはこれ以上の適任者はいないと思う今回は武器の見学とともにミスを許されない自衛隊業務をどの様に教育していくのかということも知りたいところ日頃の稽古や茶会などでの動きに参考になるかもしれない私もまだまだ教育される側でもあるのだがされる側の参考にもなりそうこの武器学校は旧帝国海軍の予科練があった霞ヶ浦に面した地なので水上機の訓練をここでしていたまだ名残はあるこの号令台自衛隊最高標高らしい大勢の予科練生徒を見渡すために高く作られたのだろう銃や砲の歴史も見せて頂いた知識のない者は説明をして頂けるとよく理解できるしかしあまりにも素人の素朴な質問に困る場面も。。。現行武器はマル秘なことも多い隊員の方達が色々な展示をしてくれた古い私は戦車といえば74式戦車あの丸みがいかにも戦車らしい姿勢変換を見せてくれた水陸両用車(AAV7)11式短距離地対空誘導弾同時に見られるのは武器学校ならでは16式機動戦闘車に乗せて頂いた軌道車にはない乗り心地と速さエンジンのことなど答えられない質問をいてしまいましたごめんなさい90式戦車回収車で16式機動戦闘車を回収する展示も見せて頂いた戦車回収車という存在を初めて知った自走不可能になった戦車を回収する役割の車輌周辺を警戒しながらの作業耐爆スーツ武器科の大きな役割は不発弾処理今まで失敗がない昭和47年から平成28年までで約36700件年間500から600件ある多くて驚いたこの不発弾処理の時に着るのが耐爆スーツ着せて頂いたがもはや動けませんこれを着ても誤爆すると命はない間違いの許されない仕事ここにしかないもの旧帝国陸軍 89式中戦車乙型と4式中戦車ここにはM4A3E8中戦車、M24軽戦車もある太平洋戦争当時の装備の違いは戦車で比較できるアメリカとは物量の差があり過ぎる戦車に対して考え方が違うにしても戦にならないここには雄翔館という予科練戦没者の遺書、遺品を展示した施設がある戦争はあってはならないしかし戦争で命を落とした人、命を懸けて国を守ろうとした人には敬意を払うべきだと思う太平洋戦争で兵士として命を落とした人の思いを見ると泣けてくるのを堪えるのが大変だった自衛官も同じであろうが誰もが戦争を好んではいない義務として、役割として使命を果たそうとしている結果が戦争であるその様な人たちの名誉は保たれるべきではないかといつも思う

  • 19Jul
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      雨の中の稽古

      このところ雨が続きます雨の日は気が重くなります晴れている方が気持ちいいですよね先日、鎌倉の東慶寺さんでの稽古でした今月と来月は立礼席の白蓮舎です奥出雲で作ってもらった敷物を敷いて半野点風にしています開放的に外の景色を見ながらのお点前です朝は雨で濡れながら道具を車から運びましたが稽古が始まると雨も上がり薄日も射してきました雨上がりは緑が鮮やかで気持ちの中の湿気もさっぱりしてくるガラスの水指に日が差込み水が波打ちながらガラスの影が延びるお茶には色んな楽しみ方がありその時々に合わせて楽しんでいけると本当に楽しいものしかし頑なになってしまうと楽しめず苦しいものになってしまう自分がまずは楽しんでそれが生徒さんたちに伝わっていくと嬉しいですね自分の楽しく大切なものがわかってもらえるわかりあえるそんな茶の湯ができるといいですね雨は上がりましたが扇面は雨滴聲花は仙翁と破れ傘雨降りに傘を差したら破れていたら困りますね

  • 05Jul
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      稽古再開

      徐々に稽古が再開しています元の日常ではない新たな日常しかし日々を積み重ねていくとこれが日常になっていく前に比べると熱湯消毒、手洗いなどウイルス対策の手間が増えましたが少しでも安心してお稽古をしてもらえるようにと思っています学校の授業のようにちょっとずつ遅れを取り戻していくような稽古になります今月は烏帽子棚にしました季節感よりも今年は出来なかったという欠けた思いの方が嫌でした少しその他の取り合わせで夏らしくはできますさて明日もお稽古楽しみが少しずつ増えていきます

  • 04May
    • 公式アカウントの画像

      公式アカウント

      半月振りの更新となってしまいました今はコロナウイルス感染拡大防止のため稽古は自粛しています3月末からなのでもう一月以上になりましたいつまでお休みが続くかはわかりませんがもう徐々に出口が見えて来ているような期待をしていますどうなるかわかりませんが期待は持つようにしていますお茶は生活になくてもいいものと日本では受け止められていますお茶に限らず芸術全般がそうでしょういかに日常的に縁が薄いかがこういうときにわかりますね外国では芸術がないと死んでしまうとばかりに規制の範囲で楽しんでいる動画がアップされています表現方法の違いだけでは済まない根底からの違いを感じますそんな中、空白期間にお茶が忘れられるのではないかと不安な私は生徒さん向けにLINE 公式アカウントを作ってそこで色々なことを配信することにしました疎い私に知恵を授けてくれた南方系ヒゲデザイナーさんに感謝ですブログは広く誰にでも検索すれば見られますが公式アカウントはたぶん見つからないと思います生徒さんとできるだけ深く多く関わりたいと思いやっていることなので広がりは必要ないのです今ある縁を大切に繋ぐためのものですねしかし友だち登録している人がすべて生徒さんとは限らないのでどうカバーしていくかはこれからの課題ですできることからしていきます

  • 16Apr
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      稽古がお休みなので

      今月はすべての稽古がお休み家で過ごす日が続くこんな時には台湾で買ってきた自転車に乗って普段ゆっくり見ることのない景色を見てみる茶の湯は季節感が大切と言われるが忙しくしていると外の景色に目を向ける余裕がないこれでは季節感を感じられないので茶席にも季節感を取り入れるのは難しい埼玉は少し自転車で走るとまだ武蔵野の面影が残る景色がある木々の芽吹きの鮮やかな緑菜の花の黄色桜の桃色青い空いろんな色があり自然は成り立つその季節にはその花の色があり春は黄色のイメージこんな時は野点ですねこんな景色を見ながら1人のんびり一服ソーシャルディスタンスは2m一間ですね一間茶屋とかしてみんなで一服できないかなー笑この陽射しではウィルスの滅菌はできないよなーと思いながら自分の気持ちを日干ししてスッキリ!

  • 15Apr
    • 武者小路千家 雅茗会の画像

      武者小路千家 雅茗会

      武者小路千家 雅茗会は平成9年岐阜県岐阜市にて発足しました以来神奈川県鎌倉市、埼玉県川口市、東京都港区、愛知県名古屋市、埼玉県所沢市、中華民國台北で稽古をしています「茶の湯で心身共に健康に」を目標に茶の湯を通じて衣食住をちょっとした工夫で充実した日常を過ごしていきたいと思っています2020年はコロナウイルスの影響で行事が持てませんが、自粛解除になってからうち内で行ったのが和菓子作りワークショップ三納さんに葛を使ったお菓子を作ってもらいました秋は予定通りに行われるようでしたら平安神宮献茶式で副席を担当します2019年の行事は3月2日 日本橋三越にて出雲楽山焼長岡空権、空郷相伝展呈茶3月10日 東京都豊島区護国寺にて東京茶道会月釜 圓成庵3月23日 名古屋市名駅そば光明院にて花車茶会4月6日 武者小路千家家元奉仕による京都市伏見 御香宮献茶式 副席5月18日 京都府舞鶴市の海上自衛隊舞鶴地方総監部主催のグリーンフェスタ2019にて東郷邸で茶席6月29日 武者小路千家家元見学翌日 三友居 塵外室にて茶事稽古7月19日 textile n+Rの中村夏実さんと林礼子さんを講師に ラオス、カンボジアの布を使って六本木ヒルズにて帛紗作りワークショップ8月6日、11月13日 和菓子職人 三納寛之さんを講師に岐阜稽古場にて和菓子作りワークショップ練切の成型、練切地を作っての成型をしました11月23日 中華民国 桃園にある元智大学にて日本文化として茶の湯の講座をおこないました2018年は岐阜、名古屋稽古場合同で雅茗会会長 矢橋龍宜氏が亭主を務めた明治村茶会の手伝い武者小路千家全国大会滋賀大会 点心席の手伝い名古屋市八事窯 中村道年宅での楽焼勉強会で手造を行いました雅茗会岐阜稽古場岐阜市役所のほぼ向かいの岐阜市下太田にあります一戸建ての建物を稽古場として使用させて頂いております平日2回、日曜日1回の茶の湯の稽古の他、懐石料理教室、茶会、茶道具展示会など幅の広い活動の拠点としています2018年の主な行事4月に幸兵衛窯加藤亮太郎先生に美濃の焼き物、特に志野のついて岐阜県美術館にて講演会を開催6月に出雲、楽山焼長岡空郷先生に松平不昧公と楽山焼についてメディアコスモスにて講演会を開催9月に岐阜大学准教授松本和先生に「いつまでも正座のできる膝のケア」と題してメディアコスモスにて講演会を開催大垣市上石津 日本料理ちかざわ山荘にて夕ざりの茶事その他岐阜を代表する日本料理「たか田八祥」の協力で懐石料理教室を行っています不定期で美殿町カフェmiraiにてミライノチャノユを開催鎌倉雅茗会北鎌倉 円覚寺派の東慶寺さんでお稽古をさせて頂いております裏千家所縁の茶室「寒雲亭」、水月観音さまがおまつりされている「水月堂」が主な稽古場です土日に2回、平日に1回稽古をしています常の稽古の中で東慶寺さん主催の「体験茶道」を行っています茶の湯の席が初めての方でも手ぶらで気軽に茶の湯を体験できます正式な茶室で季節の取り合わせの中でお茶、お菓子の頂き方などもお話しながら楽しく体験して頂けます東慶寺ホームページ 体験茶道https://tokeiji.com/event/experience/sadoお寺にお申し込み下さいその後自分でもお茶を点てみたい、習ってみようと思っている方には盆点前教室で10回でお茶お菓子の頂き方、初歩のお盆を使ってのお点前を身に付ける講座もあります詳しくはbontemaegamyokai@gmail.comまでお気軽にご連絡下さい体験茶道の中で点前をしたりすることは茶会の稽古にもなります茶事の稽古もして行く予定です東京雅茗会港区西麻布にある東京では有数の歴史を持つ茶道具商「赤坂 水戸幸」さんでお稽古をさせて頂いております都心とは思えない静かな庭の見える広間で平日2回のお稽古をしています茶道具商さんでの稽古なので時折とても稽古ではお目にかかることができない茶道具が出てくることもあり私自身も楽しみにしています埼玉雅茗会川口市の拙宅での稽古です平日2回を目安に稽古しています広くはない自宅での稽古ですが移動なく手元にある道具が好きに使えるため気楽に季節の取り合わせの中で稽古ができます1月は自作懐石料理での茶事形式の初釜を数回行います名古屋雅茗会車道にある施設をお借りしての稽古と長者町にある矢橋林業ショールームをお借りしての2ヵ所の稽古です車道の稽古場の皆さんとは10月に一宮市博物館でひさしぶりにお茶会をしました長者町の稽古場は私の稽古場では一番新しい稽古場です31年3月23日土曜日には中村区にある光明院で行われている花車茶会で亭主をつとめる予定です台北稽古場2018年11月にできた稽古場です信義安和駅に近く台北101にもほど近い賑やかな街にあります正式な茶室ではないですが京間の正式な畳を敷き四畳半の部屋を作っています2020年に炉が切れました炭も使って稽古をしていますこれからの行事はコロナウイルス感染防止のため開催は未定ですが6月雅茗会岐阜稽古場にて稽古にうかがっている松江市ではイマジンコーヒーティパーティーと題して盆点前の講座をしています興味のある方はカフェでしていますので覗きに来てください5月以降の予定はコロナウイルスのため未定です雅茗会 主宰小林徹信武者小路千家十四世家元不徹斎宗匠に入門約8年の住込修業の途中に雅茗会を立ち上げる相伝授与、家元教授授与、道名「徹信」授与稽古などのお問い合わせはgamyokai@gmail.com まで

  • 12Apr
    • 稽古は長期お休みの画像

      稽古は長期お休み

      今月に入って早10日も過ぎたお茶を点てて飲む機会は増えて家族で気楽に一服をしている稽古はないのだが今月の取り合わせを一人で楽しむ毎年使っている物に今年だけ会わないのはちょっと寂しいし気持ちが落ち着かない旅箪笥を出して水指をあわせて独り言を言いながら掛物はどれがよい?花入れはどれが合う?自問自答をしながらすぐに決まるものはスキッと合うのだが迷っているものは複数出して合わせてみるそれでも迷いながら決めていく取り合わせの答えは一つではない迷っているそれぞれの物にはいい点があり方向性が違うだけなのだ人でも同じことが言えるのではないか欠けた円のように人には得手不得手がそれぞれあって補い合って丸に近づいていく茶席は高価な茶道具が揃っていても350円の茶巾一枚ないとお茶会はできない値段に関係がないどんなものでも自分にしかできない仕事は必ずあるものだいつものことだがそのいつものことがしばらくなかった生徒さんには少しでもそのいつものことを何らかの方法で伝えていこうと思うしばらく会わないと忘れられてしまうのでは。。。。と不安に思いつつどこまで続くかな?と不安に思うが生徒の皆さん乞うご期待

  • 08Apr
    • こんな時期だからこそできることをしよう!の画像

      こんな時期だからこそできることをしよう!

      新型コロナウィルスの感染拡大防止のため今月の稽古はほぼお休みこんなに時間があるのは本当に稀ですこんな時だからいつもできないことをしようと思っている人は多いのではないでしょうか先日車で岐阜まで行って来ました稽古場の整理と道具の増強です恵まれた環境で稽古をできている岐阜の稽古場やろうと思えば何でもできるくらいの環境を頂いているので可能性をどれだけ拡げていけるのかがこれからの課題です今のところは通常の稽古に加えて懐石料理の教室と和菓子ワークショップをしています茶道具の展示会にも年に一度使って頂いています茶の湯は間口が広く、多種に渡るいろんなことが関わって成り立っていますまだまだしてみたいこと、皆に触れてもらいたいことはあります茶の湯へのアプローチの方向はそれだけ多いのでしょう茶の湯を初めてからは深めていくことも必要になってきます稽古の幅を広げてより深めていくこれはこれからも続いていく課題でしょうよりよく変わっていくそんなことを考えながらの一服この長い休みの間に何か次の面白いことをしていこうかな長良川のほとりには菜の花が咲き金華山と岐阜城が見えるやはり岐阜といえば長良川と金華山ですいい景色ですね

  • 27Mar
    • 稽古は驚きの連続

      先日の稽古は一席に3人から4人、時間を区切って、手洗い、換気をお願いして茶碗、茶巾などを点前毎に湯通しをして行ったどこまで効果的なのかはわからないしかしできるだけのことはしたい正直、稽古を行うことに確信があるわけでなく迷いながらだがいいこともあった島根でしているカフェでの盆点前に参加していた方が東京へ越してきた連絡をくれたのも少し驚いたがしばらく振りに来てくれたそして後日またお茶を始めたいと連絡があったうれしい驚きが続く途切れかけた縁がふたたび結ばれるのはとてもうれしい学校がお休みなので小学生の姉弟がお母さんと一緒に来てくれた私は子供が好きだ良し悪しどちらも反応が素直なところがいいたまにヘコむこともあるが。。。私も子供なのでノリは合うのかもしれない苦手な餡とお茶も美味しく頂いてお茶を点てて銅鑼も叩いて笑興味を持っている子供の顔は面白い煽って更に興味を持ってもらいたくなる家に帰ってからお母さんからメールを頂いた拝借しますm(_ _)m興奮したまま帰宅し、野点セットを持ち出して寝る直前までキットカットとアポロチョコで復習お茶会三昧でした。これでお茶会したいなら宿題終わらせてからにしてくださいと言えるようになります(笑)本人達の言葉です姉:口の中を甘さ一杯にさせて我慢させて、お茶を待つのが良い!いつになったら習えるようになるのか、、、知りたい。弟:みかんの皮が苦いけど甘い、早くしないとお茶が来てしまう!と焦った。ドラは初めての経験。今までの餡子とは違う、、、、美味しい!それぞれ思うところがあったようで、とてもいい経験をさせて頂きました。ありがとうございます。とのこと素直にうれしいです歩みは遅くても一人づつお茶が好きな人が増えていく好きなことを共有できるのは本当にうれしいいつでも遊びに来てくださいね習っても習わなくても素直な反応は私を初めてお茶をしたときの驚きを思い出させてくれる気持ちも明るくなれる

  • 08Mar
    • 一本の歯が痛いだけで、全身が痛いとは思わない

      先日歯が痛くなった痛くなる前に予防的に歯医者に行って処置をしてもらったしかしそれが裏目に出て茶会の手伝いの日に出先で歯が痛くなった最悪である茶会を中途で失礼して地元の日曜日の当番の歯科へ行った色々とり今はまだ治療の途中だが取り合えず歯は平穏こんな時にたまたま読んでいた円覚寺管長の横田南嶺老師の著書のなかに歯が痛いだけで、全身が痛いとは思わないという言葉があった生きてゆく力がなくなる時という章の中の一説私は先日、歯が一本、ちょっと痛くなりました。すると人間は面白いもので、すべてが痛み一色になってしまうのです。「もういやだ。痛い。痛い。痛い」とそればかり考えて、すべてがいやになってしまいました。でも冷静になってよく考えてみると、痛んでいるのは歯一本、それだけです。それ以外は、目もちゃんと見えますし、耳も聞こえます。手も動いていて、足もちゃんと動かせます。歯一本除けば体のほかの部分は全部元気なのです。そう気づいたら、急に元気が出てまいりました。どうしても許せない人がいたとして、その人に対して「こん畜生」と思うのはしかたがありません。それ以外のところで「ありがたい恩恵を受けている」と思った方がいいのです。「歯が痛い。こん畜生。この歯を何とかしなきゃならなん」と思い始めると、全身が痛くなってしまいます。でも、目も健康だし、耳も健康だし、たいがいは健康ではないか。親切にしてくれる人もいるし、今日のお昼ご飯は美味しかったし、お日さまがちゃんと出るのもありがたい。そう思うと、少なくとも全身が痛い、という状態ではなくなります。「二度とない人生だから、今日一日は笑顔でいよう 生きるための禅の心」よりありがたい思いをしていることに心を向け、そちらを増やしていけば、感謝する気持ちが大きくなって、自分も生きやすくなりますとこの項をまとめておられるまさに歯が痛いだけで全身が痛いように思いもう世の中が終わるかのようになる私には全く禅の考えはない歯が痛い時に他のことを考える余裕はなかった全くなっていない自分でも素直に痛いのは我慢できない自分を受け入れてしかたないと思おうそれで笑顔でいられればいいのかも

  • 07Mar
    • ミナペルホネン つづくの画像

      ミナペルホネン つづく

      少し前になるが東京都現代美術館で皆川明さんのミナペルホネンがつづくというタイトルで展覧会をしていた少なくても100年つづくブランドにしたいなかなかこの大量消費の時代に生産したものが100年使い続けられるのはかなりのレアケースだろう100年と言えば3代にわたる親から子そして孫へ愛し続けられるものつくりを目指しているのだろうデザインだけでなく品質ももちろん100年その分価格も高くなるだろうが数少く大切に使っていくにはいいのかもしれない独特の皆川さんの世界中村好文さんの設計したシェルの形の宿泊施設がモデルルームのように展示されていた早く泊めれるようになりませんか?伝統といわれる茶の湯に携わり100年ではなく400年以上の歴史のある世界にいると続けていくことの難しさを垣間見る何もしないと衰退していく間違った方向にいくと消滅する成長をしながら続けていく難しさただ続くには理由がある時代に左右されない普遍性があればいつの時代にも受け入れられるミナペルホネンと茶の湯の共通点は理念があり全うな手段できちんとしたものを産んでいくそうすると長く残るもの、大切に使い続けられるものが産まれ育っていくのだろうかタイトルは つづくこれからが楽しみ

  • 02Mar
    • 今後の稽古についての画像

      今後の稽古について

      3月になり新たな月が始まったいつものように生徒さん達には稽古のお知らせをして出欠を取っているしかしながら今はコロナウィルス拡散防止に努めなければいけない私の稽古場では現状では稽古は中止にはしないものの手洗いの徹底、茶碗の熱湯消毒、濃茶の飲み回しはしない、換気を頻繁にするなどの対応を取りつつ稽古場までは公共交通機関での移動になるため稽古に出席するのが不安な方にはお休みをして頂き、体調の悪い方は躊躇なくお休みして頂くようにお願いしていくよう考えている感染力は強いが重症化する確率の低い新型コロナウィルス楽観的かもしれないが個人でできる対策をしつつ楽しい学びの時を過ごし心の充実をはかることで今回のウィルスを乗り越えていく心身共に茶の湯で健康になるという以前から考えている目標このような時期だからこそそのような茶の湯、茶の湯の仲間でありたいと思う

  • 01Mar
    • 2月の台湾稽古の画像

      2月の台湾稽古

      いつもの4日間の台湾での稽古前回は置炉にて炉開きでした置炉は畳の上に置いているので炉が畳から上がってしまいます鉄筋のビルなので仕方ないと思っていましたができれば本当の形に近い稽古をしたいとの希望があり畳を床から上げて炉を掘れるようにしました今回の稽古は本当の意味での炉開となりましたこのような気持ちはうれしいですね稽古場をお互いに手を尽くして作り上げていくようです荷物は多くなりました銅ですが炉壇、炉縁、五徳、炭、火起、台十能、消壷、炭斗などよかったですJAL のJGC のステータスがあって荷物の追加料金もなしでした当たり前の稽古が当たり前にできる先生とすると理想なのですが、なかなか稽古の環境を調えていくのは難しいことましてや海外となると尚更しかし知恵を出していくと何とかなるのですありがたいです初日は電気で湯を沸かしましたが二日目は炭を入れての稽古でした新しいことを経験する、当たり前に近づいていくのはうれしいことみんなが集まっていつものように茶の湯ができるのもこんな時期なので普段よりも有り難く感じますね次は4月ですがその頃にはウィルスも終息して安心して台湾にいけるといいです

  • 29Feb
    • 台湾稽古の画像

      台湾稽古

      25日から台湾へ行きいつものように稽古をしてきました台湾へ稽古に行ったことを知った方からはコロナウィルス対策で台湾に入国を拒否される日本に帰国したら隔離される全く根拠のないただのイメージだけのことなのですが色々とご心配頂きました無事に帰って来ました歯が痛くなり治療をして間なしで体調が良くないなかだったので不安でしたが今回はさすがに台湾へ行ってもよいものか考えました結論は当たり前のことですが台湾は中国ではありません台湾はコロナウィルス対策が早期にできており現在は封じ込めに成功しています日本より安全ですこの状況を見て判断して稽古には行ってきましたCOVID -19についてアメリカ メリーランド州 ジョンズ・ホプキンス大学の提供しているサイトですhttps://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6現状の把握の仕方にはばらつきがあるかもしれませんが正確な情報でしょう5日間台湾に避難していたみたいなものです台湾の感染者は全土で30数名日本とは桁違いに少ない2003年にSARSの流行の時の対応が役に立ったようです中国、韓国からの入国は規制されており対応の強さがわかります日本に対しては「加油!」と応援をしてくれているような温かい気持ちにでもこれ以上感染が拡大すると入国を制限されるかもしれません茶会などの行事は中止または延期になってきています暖かくなると終息するとの情報もありますが油断はできません学校も休みになり珍しく家族でいる時間ができました前向きに捉えてよい方向に向いていけるといいです

  • 26Dec
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      稽古終い

      今年は25日が稽古終いクリスマスの日になった去年はちょっと変わった取り合わせにしたのだが今年はいつもの不徹斎筆 無事毎年同じ時に同じものを見る繰り返していくとそのものを見るとその時を感じるようになる師の書いたもので稽古を締め括る今年もこの掛け物の時期ですねこの言葉が聞けるのはうれしいこと毎年変わらず同じ人と同じものをみてそれを積み重ねられる添えの枝は木ささげ豆が入るささげは侘びた風情で年末にはよく合う豆入るささげは命のサイクルの最終この豆が地に落ちて新たな命が生まれる暮れていく時と新たに来る年を表しているよう今年もお稽古に来てもらいただ感謝新たな年もさらに茶の湯を楽しんでいきたい皆さんと一緒に

    • 岐阜の画像

      岐阜

      私の癖で書き始めると続くのだが休むと休み続けるそんな感じで12月は更新がなくもう今年も終わろうとしている先日岐阜の稽古の日午後からの稽古だったが前日入りをしていたので午前中は街をブラブラなかなか時間がなくどこの街での稽古も街を歩けない今回はメディアコスモスへ図書館でその街の文化程度がわかると聞いたことがある岐阜の図書館であるここはかなり面白い建物は伊東豊雄の設計見たからに面白そうでワクワクする数年前ここでのイベントにお茶で参加したことがある楽山焼の長岡さんの講演もここ図書館でありながら幅広い活動ができるのがここの特徴木を使った建物は人を優しく包む森の多い岐阜に相応しい中にはこんな掲示があった世の中の不寛容の最も最悪なもの子供がうるさいそれは当たり前のことで受け入れられない大人は大人である資格はない温かな掲示だが改めて書かなければいけないのは寂しいことお茶の本も充実している本を通じて人が集まる場所に多くの人が集まるやはり岐阜はいい街だ入る時にすれ違った人が岐阜に住む人はこんな図書館があって幸せだねと言っていたちょっと誇らしかったのだが利用者カードは作れずガッカリ県外在住の私には資格がない。。。

  • 27Nov
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      台湾での稽古2

      今回の台湾稽古では炉披に相応しくお菓子は善哉にしよう!と言ってみたものの善哉って何ですか?と言われるそれはそう食べたことがないから当たり前台湾でスウィーツ(^^;を食べると餡がよく使われている小豆は馴染みのある食べ物なのだ餅もあるとのことなので説明をするとわかってくれて小豆を炊いてくれた初炉披で初善哉お椀とお盆、杉楊枝も持っていき日本と同じ善哉を台湾で頂くそして着物でお点前同じようにしなければならないとは思わないしかし台湾の文化の根底にはどこかに日本と同じものがある気がするいや日本が失ったものが台湾には残っていると思うことがあるみんなで善哉を頂き、濃茶を頂きいい炉披初めての経験はどのように感じたであろうかどんどん欲が出てきて少し怖いところもあるが前進あるのみ楽しんで進んで行けばそこには何かがあるはず

    • 元智大学での講演会、ワークショップの画像

      元智大学での講演会、ワークショップ

      台湾稽古の二日目は新たなミッション桃園にある元智大学での講演会とワークショップ50分授業4コマ連続となかなかハードな内容色んな学部、学年の参加者受講生は20名限定にしてもらった1時間目は中国、日本の茶の歴史2時間目は茶の湯の哲学3、4時間目はワークショップで実際に生徒さんたちにお茶を点てもらった資料は集めたが原稿は作らないので通訳するのは大変だったと思う話だけでは飽きるのでMOA 美術館製作、千宗屋若宗匠監修の口切の動画を使って正式な茶席のしつらいなども話ができた学校なので茶の湯の歴史的な背景や考え方も知った上で実際にお茶を点て、味わって、仲良く楽しんでもらいたかった福井からの留学生の男性が唯一の日本人参加した生徒さんは男性が多い茶道人口は圧倒的に女性が多いのは台湾では知られてはいないので驚いたのは私だけ初めての帛紗さばき、茶筅とうじには苦戦していたがさすがに若いと飲み込みが早いほとんどの人が50分×2コマでお茶を点るまではできるようになった日本に来たことがある学生もいてお茶を飲んだこともあるようだ中国茶をしている人もいたお茶は日常茶飯事の台湾生産も盛んで品質も高いワイワイ話をしながら割稽古をしてお茶を点ていく二人一組になってまずは点ててみて自分で飲んで味をわかってもらうそして点てて、頂いてを交代していく最後に参加した生徒さんたちに一言ずつ感想を言ってもらった初めての経験で楽しかったようだ「苦い」という人もいなく味わってもらえたようだ台湾の若い大学生と茶の湯で交流できるのはうれしいこと教室の生徒さんたちと一緒にワークショップをできるのもうれしいこと次回は4月話す内容を少し変えて分かりやすいように準備をして臨もう

  • 26Nov
    • 台湾での稽古 その1の画像

      台湾での稽古 その1

      2ヶ月に一度の台湾稽古今月は台湾行きの月11月なので日本と同じく炉となるが去年の11月から風炉で稽古を始めたのでまだ「炉」を皆さんは知らない見たことがある人が1名しかも3日前に稽古場がコンクリートのビルの13階のため炉は置炉になる今回の稽古に合わせて持っていく風炉を半年稽古をしてある程度なれてきて炉になるとまた一からという繰り返し台湾では初の炉やっとお茶の稽古らしくなってくる炉の稽古を楽しみにお休みの人もなく皆さん来てくれるみんなに会えるのは何よりうれしい今回も脚が痛いけれどもがんばって正座で点前とお客をしている点前は慣れてきているが正座はなかなか難しいようそれでも努力してくれる気持ちがうれしい着物を着て稽古をしてくれる人もいる綺麗に着飾って喜んでいる姿、真剣に稽古をしている姿どちらもうれしい片言にもならない中国語で稽古をしているが色んなことを直接話せるとどれだけたのしいだろうか私も頑張らなければ

  • 15Nov
    • 和菓子作りワークショップの画像

      和菓子作りワークショップ

      先日の岐阜稽古場での三納さんの和菓子作りワークショップ今回は家でもできる練切の作り方と練切の成型成型は絞りを2種出来合いの餡を使って簡単に練切のお菓子を作るこのワークショップはどなたでも参加頂けるので毎回新しい方との出合いがある娘さんが稽古に来ているお母さんとママ友の方職場で一緒の染織が趣味の方西宮からも遠方参加された方岐阜では一番の老舗の和菓子店の奥さんも参加されてさすがに三納さんの注目度は高いようだ練切はレンジを使って簡単に作り方を教えてもらい本当に家でもできそう成型は山茶花と紅葉を表した物の2種ワイワイ言いながら楽しく作っていく2個づつ作っていくので2個目は皆さん慣れた手付きになるのは不思議出来立てを1個その場で食べるのだがどれを食べてどれを持ち帰るのか悩むところ出来の良いものは持ち帰り慣れない始めに作った物を証拠隠滅のように食べるしかし出来立てで自分が作った物は美味しいその後の一服もまた美味しい次回は蒸蕷饅頭を作ってみる予定寒い時期には温かい蒸したての饅頭は最高に美味しいまた楽しみが増えていく